アンパンマンのマーチ


あれの重さをようやくわかり始めたこの頃である。


人は多分赤の他人に幸せを与えることにより喜びを見出だせる人こそ本当の幸せを得られるんだろうってこと。


他人を貶めたり、ましてや戦争したりしたら多分自分を含めて堕ちるところまで堕ちるってことで……



なーんか「え?あんた今更?」な話なのだが……


そう。

本当に「知らんかった」のだ。


そして多分私は未だに本質的にわかっていない。

何処かでわかっているのかもしれないが、わからないっていう感じ。


全てを理解しているわけではないっていう気持ち悪さがある。


っで……、何故かはわからないが「いまさら翼といわれても」というキーがここで出てきた。


母の命の灯火が、あとどれだけなのか……正直全く読めない。医者にも読めんと言われてしまったが、ただ医師の予想よりは気力があるらしい。


喜ばしいのと同時に、緩く苦しみ続けることになっているのも事実だろうと考えると、本当に複雑な気分になるものだ。


っで……もうすぐ私は「無敵モード」になるわけだ。


恐らくだが、母が虹の橋を渡れば無職にもなるだろう。


天涯孤独で無職。ある意味怖いものなど何も無くなる。私には翼が与えられるのだ。


その翼をどのように使うかは私次第なのだが……


本当に「いまさら翼といわれても……」なのだ。

その翼……果たしてどんな翼なのだろうか?


「無敵」で「翼」もある程度……


結局……


私はそれを持ってしてどうしたいのだろう?

……


正直……私には「他人」に対して共感力とか微塵もない事を自覚しているし、他人の幸せとか喜びに対して私自身が動くことに対して喜びを得るという考え方をした事が無いし感じたこともない。

私の知っている人に、そういうことに喜びを感じたことがありそうな人がいたが、その人にさえ見捨てられてしまった事実もある。


究極の負け組であり無敵モードなのだ。

しかし……残念なことに私は他人を自らの手で不幸にしたいという願望もない。

究極的に他人はどうでもいいのだ。

私の邪魔にならなければ、出来るだけ他人と関わりたくないし、自分の手の届く範囲だけ明るくなっていればそれでいいのだ。

極論、パソコンのディスプレイとか飯時の飯周り?だけ?

そんなもんなのだ。


っで……こんなやつはやはりこの世界に必要なのだろうか?

いや、要らんでしょ?


っというわけで、私を安楽死させる法の整備を政府に強く要求したい。


頼んますよ……マジで……


まぁ……正直そんなことしなくても……最近目眩とか酷くなってきたから……多分身体のどっかが壊れ始めてきていると思うんだよねぇ。


母が虹の橋を渡ったあと、多分そんなにしない間に私も渡れると思うんだよねぇ……無理矢理病院に放り込まれない限り。


あえてやり残したこと?

私は「私の見えない所でならいくら酷たらしいスプラッタが起きようが構わない」ので……

死ぬ直前に世界も一緒に滅んでくれねぇかなぁ……

核戦争でも起きてくれれば一番嬉しいかな?