そんな発達支援センターに巡回相談やその他相談をしたい場合、筆者の放課後児童クラブでは自治体職員を介さなければいけません。
なぜ相談したいのかを説明してお願いするわけですが、なぜかそこで「連絡するまでじゃない」などと立ち消えるのです。
どんな子どもで、何を困っているか、何も知らない、子ども達の様子を眺めたことはあっても向き合ったことの無い公務員が繋げてくれないのです。
さらに筆者の自治体の発達支援センターは、アポをやっとの思いで取っても、当日来ないのです…
そもそも予定にも入れてもらえてないのかもしれません。
どんなに多忙でも社会人の常識は守ってくれないと困りますよ…
学童保育の優先順位の低さを露呈していますよね。
アポを取り直すと、早くても1~2週間後になります。
相談が遅れると、その影響はきちんと現場に出ます。
子どもの2週間は大人が思うより濃密です。
あの時きちんと相談できて、何らかの手立てを教えてもらえていれば…と思うことしかありません。
こんな状況ですから、筆者の自治体では学童保育はどこに属しても機能しないと思われますが…
そうならないためにも、発達支援センターとの連携を大前提に学童保育を動かせばいいのにと思います。
障がいの有無や程度に関わらず、その子に合った健全な発達は人生の全ての根幹ですよ。
筆者の放課後児童クラブは、定型発達より定型発達ではない子どもの方が多いです。
学童保育というより、療育になっています。
どうしても遅れてしまう部分を数年かけて学童が何とかカバーしようとしている感じです。
発達支援センターの人に常駐してほしい。
もう放課後デイサービスを謳った方がよいのではとすら思っています。
学童保育は"仕事してれば預けられるただの託児所"ではないです。
子どもの発達を何より大事にして育成支援するところです。
発達支援センターの管轄になれないにしても、連携できるなら、それをきちんと内外に周知すればよいです。
そうすれば保護者も子どもの発達や育児を相談しやすくなるし、保護者にそのような意識が無くても支援員の困り感を相談できて、子どもにとっての最善の対応や保護者対応を検討できるじゃないですか。
そして何より、学童保育でやっていることや、やろうとしていることが本当に子ども達の為になっているのか、確かめることができるじゃないですか。