毒島章一(1954-71)1977安打
長谷川良平(1950-63)197勝
秋山登(1956-67)193勝
杉浦忠(1958-70)187勝
200勝・2000本安打という基準に惜しくも達することができずにいた名選手を紹介したい。名球会入りまであとわずかというところまで迫りながら引退した選手達である。しかし、彼らの晩年、現役最終年の成績を見ると限界と言う状態だったと思われる。そもそも彼らが現役を終える頃は名球会自体の存在がまだ無いときに現役を終えた。つまり、2000本、200勝というのはその記録以上でも以下でも何でもなかったのだ。ただ、名球会が発足してから初めて、そのメンバーを見て初めて「もう少し頑張っておけば良かった」と思ったかもしれない。
チームの強さがその記録に繋がることも無視できない。弱小球団で頑張った小玉(近鉄)や長谷川(広島)の知名度があまりにも低いのが気になってしまう。