市町村加入の保険手続きが開始されるということで、保存してあった接種以降のいろいろな申請の控えなどの資料を整理している。

 
2年前に厚労省で行われた障害不認定に対する不服申請の口頭陳述の控えも出てきた。緊張のあまりか、同じことを何度も繰り返していて、要領の悪い陳述だった。訂正した朱筆がたくさん入りすぎて、読みにくいため、今回整理して文書化した。
 
30分間の陳述は12ページ分もあり、最初にテープ起こししてくださった方の苦労が思いやられた。
慣れぬワープロ仕事を進めるうちに、当時の気持ちが蘇ってきて、時々胸が詰まるような思いだった。
 
この春はだいぶ悪かったので、「全然良くならない」と落ち込むことも多かったが、こうして振り返ってみると、2年前のあの頃より、娘はずっと良くはなっている。
薄皮を剥ぐように、やはり少しずつだが、前進している。あの頃のような切羽詰まった気持ちは、感じることがほとんどなくなっている。
 
本人も私も、体調の悪い日もあるということに慣れ、対処できるようになっていることもあるのだけれど。
 
もう少し、また頑張ろう。明けない夜はないと信じている。