このゴールデンウイークに新潟市まで木下大サーカスを妻と見に行きました。
サーカスパフォーマンスは自分の一番好きなショーの1つです。超人的な肉体美とパフォーマンスには何度見ても感嘆しきりです。そんなショーを楽しみに高速道路に乗り入れたのですが、私の車は燃費が悪いので、私がガソリン代を持つことを条件に妻のLapin(ちなみにフランス語でウサギの意味です)で出かけました。高速道路は結構渋滞していましたが、私たちの車が法定速度を守って左側車線を走行していると、追い越し車線を猛スピードで1台の車が通過しました。その時に飛び石をくらったらしくフロントガラスに激しい音がしました。Lapinはフロントガラスの傾斜が立っているので、飛び石が滑らずに、ガラスを直撃する可能性が高い、飛び石に弱い形状です。近くのサービスエリアで確認してみましたが、やはり微細な傷が見られます。それがこの時付いた傷なのか前からあった傷なのかは確証はありませんが、他にも微細な飛び石傷が見つかりました。お出かけの楽しい気分も、少し萎えました。
私が思うに、飛び石傷ほど理不尽なものはありません。こちらがどんなに注意して運転していても、もらってしまうことがよくあります。しかも、物損事故と違って、相手も特定できないので損害の補償もありません。うちのように車を複数台所有していると車両保険も考えてしまいます。しかも、近年では飛び石によるガラス交換も等級ダウンの対象となり、ますます車両保険も使いづらくなりました。SUBARUのアイサイトプラス自動車保険(フロントガラス交換サービス・距離無制限レッカーサービス)が羨ましいです。
ともかく、具体的な自衛策についていろいろと調べてみました。最初に考えたのがウインドーフィルムです。車のウインドーの外側に施工するタイプです。これについては車高が異様に低いスーパースポーツカーやフロントガラスが立っているゲレンデバーゲンで施工している人は多いようです。しかし、耐久性の低さが気になります。屋内保管で2年、屋外保管で1年という寿命は短すぎな気がします。
次に目に留まったのが、最近流行の塗るスマホのガラス保護剤です。9Hや10Hを豪語するものもあります。
これらを自動車ガラスのコーティングに利用した飛び石傷予防コーティングの動画を発見しました。これらの技術の源泉は防弾ガラスのためのコーティング剤らしいです。その原理は飛翔物の衝突時にそれがガラスに突き刺さらず、表面を滑らせることで貫通したり突き刺さるのを回避するものらしいです。その威力が下の動画で分かります。
こちらの場合も、効果は半永久ではなく、定期的な施工が必要なようです。施工料が大体3万円くらいだそうです。すごく気持ちが動きました。
しかし、そこでふと思いついたのがスマホ用の液剤を複数購入してDIYで自分で施工したら面白いかなと思いました。一気に自分の愛車に施工するのは怖いので、知り合いのショップのお客さん用の代車などで試させてもらえると嬉しいなぁと考えています。どなたかトライされた方の動画や画像がないかと検索してみましたが、どうも見当たりません。どなたかトライしてみませんか?
その後、知り合いの磨き屋さんに聞いてみたのですが、フロントウインドーの防傷コーティングについては最近はあまり聞かないとのことでした。また、スマホ用のコーティン剤ですが、スマホのような小さな画面ならともかく、車のフロントガラスのような大きな面に塗るとムラになる可能性が高いとのことでした。やはり簡単にはいかないようです。とりあえず、高速道路を使用するときは、前後の車間距離を空けて、また、左右の車間距離もとるため左側車線のさらに左側を走行し、急に割り込まれないように遅すぎず、速すぎず、車の流れにのった運転を心がけるしかないのかなと考えています。また、今度は海外サイトも参考に安価な対策を検索してみたいと思います。ちなみに「飛び石」は英語では「stone chip(s)」となると思います。
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