2015年発売の 『AKB48、被災地へ行く』

 

前から気になっていたけど、先週末、ようやく買いました

 

AKBのファンだから、被災地訪問のことは、ある程度、知っていたつもり

 

でも、改めて読んでみて色んなことを知ったり、思い出したり

 

 

〈被災地訪問のスケジュール〉

朝5時45分に東京駅に集合

 

メンバーは、あらかじめ「振りV」のDVDを確認

 

仙台や盛岡などの駅に到着後、最寄りのホテルの宴会場でリハ2時間、自分たちでメークをすませ、着替えをして現地へ

 

自家発電機を備え付けたステージトラックでミニライブ、そしてハイタッチ

 

深夜近くに帰京する

 

この繰り返し・・・

 

 

〈被災地で役に立つものとは?〉

ミニライブに加えて、被災地に何かモノを寄贈できないか?

 

いろいろ検討したけれど、被災地が直面していた深刻な課題は輸送と分配

 

いくら、荷物をまとめて市役所などに送っても、その先の輸送と分配に ものすごく人的なコストがかかる

 

しかも衣服なんて全国から寄せられて処理に困っている

 

一番役に立つのはクルマだと言われ、被災地に「AKBus」と名付けられた30台のクルマを陸送したうえで寄贈

 

今でも、お年寄りが病院に通ったりするのに使われているらしい

 

 

〈メンバーたちの思い〉

 

ライブを終えて帰ろうとするメンバーに、仮設住宅のお母さんが声を掛けたエピソード

 

AKBが大好きだったご子息が、津波に飲み込まれ、帰らぬ人になってしまって

 

maxは、電車の中で読んでいて、涙が止まらなくなりました

 

 

maxが大好きな、AKB48 Team8 宮城県代表の佐藤朱ちゃん(あかりん)

 

一昨日の日曜日、横浜で写メ会があって、楽しい時間を過ごしたのですが

 

あかりんの自宅も津波の被害に遭って・・・それは知っていたんですけど、再び自宅で暮らせるまで2年もかかったこと、この本を読んで初めて知りました

 

2年間って・・・中学2年で被災して、それから高校受験があって、宮城県で一番の進学校に進学した彼女、その後、ようやく自宅に戻れたということになる

 

友人の中には家族を失った人もいて

 

でも、あかりんは、ふるさとのことを大切に思いながら、いつも明るく振る舞っている

 

 

AKB48の被災地訪問を偽善と批判する人もいるのかも

 

でも、彼女たちの訪問がどれだけのエネルギーを被災地の方々、特に子どもたちに 与えていることか・・・

 

あかりんも、苦しい思いをしていたとき、AKBが訪問してくれたことに勇気づけられ、チーム8のオーディションを受けている

 

また、メンバーの訪問をきっかけに、被災地に目を向けようとした人もいるに違いないって、maxもその1人なんですけど

 

一昨年の夏、あかりんたちの仙台ライブの後、あかりんがメンバーの1人として被災地訪問をしたことのある石巻まで足を伸ばしてみました

 

 

何千人もの人々が暮らしていた場所には、何も残っていなくて・・・想像をはるかに上回る光景に言葉をなくしてしまいました

 

AKBの被災地訪問は、この5月、あかりんたちが宮城県を訪れたので68回目

 

68回って、ちょっと気の遠くなる回数

 

継続することの尊さ・・・

 

これからもメンバー1人ひとりの気持ち、被災地の子どもたちに届けてほしいし、私たちも、決して忘れたくない

 

 

〈最後に〉

静かに雪が降っていたあの日、

 

学校のすぐそばまで津波がやって来たのを校舎の屋上から目の当たりにした佐藤朱ちゃんは、この本に収録された手記の最後で、こう呼びかけています

 

 

「今でも思うのですが、私はもし時を戻せるのなら、せめて地震がおさまった後、『早く海から離れて、もっと安全なところに逃げて』と多くの方に叫びたいです。」

 

 

伝えたいんじゃない

 

叫びたいです、と

震災を乗り越えた あかりんはつづっている・・・彼女の心からの思い、胸の深いところに染み渡りました