実りのない、暗中模索の士師記を読み終え、次のルツ記の何と美しくうるわしく、また厳粛なことか。

いつ読んでも、まさに理屈抜きに感動する。

まずは、登場人物が、みな素晴らしい善人であることが、この話を清らかにさせる。

一節一節に、感動する。

まずは、ナオミだ。

夫に先立たれるのみならず、既に妻もいた二人の息子もなくなる。この考えられないほどの不幸に見舞われる。それを、ナオミは、「主の御手が私に下ったのですから。」と語る。理由はわからずも、主が私を打ち、不幸をもたらしたと思い受け入れる。

ナオミは、二人の妻に今までを感謝し、故郷に帰るように、そして、二人の幸せを神に祈る。素晴らしいナオミ。

しかし、嫁のルツは、別れたくない、ともにいたいと懇願し、ナオミはおれる。

ナオミが、今までの共同生活で、立派であり、誠実であり、愛していたのだろう。それ以上、ナオミは何もいわない。ルツの美しい気持ち、従順は素晴らしい。

そして、買戻し権を権を有するボアズ。

ナオミやルツの話を受け止め、最良のいつくしみを示す。優しく、異邦の民に対する思いやり、そして正義、公義の人。

彼らの思い、行動の一つ一つが、神の思いのようで、本当に美しい。

ルツ記

2:11 ボアズは答えて言った。「あなたの夫がなくなってから、あなたがしゅうとめにしたこと、それにあなたの父母や生まれた国を離れて、これまで知らなかった民のところに来たことについて、私はすっかり話を聞いています。

2:12 主があなたのしたことに報いてくださるように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。」

 

教訓は、たくさんあるが、一つは、神の摂理だろう。

ナオミにとって、最悪と思われた人生。主が私を打ったと思った。しかし、神のご計画は、そのずーと前から仕組まれている。落穂拾いに行ったところが、図らずもボアズの処から始まり、信じられない展開が待っていた。

最悪の人生と思っていた、ナオミは祝福され、ルツは、イエスの型のようなボアズの妻となる。

 

しかも、彼らには想像もつかなかったことだが、ボアズとルツの子孫からダビデが生まれ、そしてのち、イエスがお生まれになる。

しかも、ボアズは、部分的にカナン人であり、ルツはモアブ人である。つまり、異邦人も含む家系でもあった。神にとって、生まれは関係ない。

何という神の計り知れないご計画と着実な実行。

しかし、ナオミやルツのしっかりした美しい生き方、ボアズのいつくしみ深く正しい振舞い、これらの延長線上に、神はおられるのも確かだろう。

 

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