エイブラハム・リンカーン(1809年~1865年)は、アメリカの最も偉大な大統領の一人にあげられ、奴隷解放等でも著名な方である。

私は、リンカーンを、事業所ホープでの研修で、クイズ「この方は誰でしょう?」として使わしていただいている。

「22歳でビジネスに失敗。23歳で地方議員選挙落選。24歳で再度ビジネスに失敗し、26歳の時、最愛の恋人が死去。27歳で神経衰弱の病にかかる。34歳、39歳で連続して下院議員選挙に落選。46歳でまた上院議員選挙に落ちる。47歳の時、副大統領選挙に敗れる。49歳で再び上院議員選挙に落選・・・。」

この方が、リンカーンなのだが、挫折の多い人生で、決してエリートではなかった。そして、恋人を失い、精神病までかかる・・・等。

研修での目的は、「彼の人生は、私達を励ましてくれる。多くの挫折があっても、失敗があっても、それはプラスになる。辛くてもそれから何かを学んで、益に変えていける。精神の病を抱えた方が多い、私達の事業所ホープの方への励ましにもなる。・・・」の狙いがあるが、また、彼の心に聖書が刻まれていることが、私達の心を打つ。

 

リンカーンは、貧しい家庭に育ち、正式な学校教育を受けることはできなかった。彼が9歳の時に母ナンシーが病死するが、母は亡くなる前にリンカーンにこう話したそうです。「聖書をよく読み、聖書の言葉通りに、神を愛し、隣人を愛する人になりなさい。」

その母の言葉が、幼いリンカーンの胸に刻まれる。本を買うお金がない中で、亡き母からもらい受けた聖書が彼の一番の愛読書になり、何度も何度も読んだそうです。その後、継母サラは、丁寧に聖書の話をリンカーンにし、彼の信仰を育てました。彼の人格、彼の価値観は、聖書によって形成されたと言えます。聖書なくしてリンカーンは存在しなかったとも言えるでしょう。大統領就任式の時、聖書を持って現れた彼はこう語ったそうです。「この古い聖書は、母から私に受け継がれた聖書です。私はこの聖書によって大統領になり、この場所に立つことができました。私は聖書のことばによってこの国を治めることを約束します。」

 

また、彼は、大統領に再選した時の就任演説の締めくくりの言葉でこう語っている。

「なんびとに対しても悪意をいだかず、すべての人に慈愛をもって、神がわれらに示し給う正義に堅く立ち、われらの着手した事業を完成するために、努力をいたそうではありませんか。国民の創痍を包み、戦闘に加わりたおれた者、その寡婦、その孤児を援助し、いたわるために、わが国民の内に、またすべての諸国民との間に、正しい恒久的な平和をもたらし、これを助長するために、あらゆる努力をいたそうではありませんか。」

 

聖書が心に刻み込まれたリーダーの言葉は、何と美しく力強いことか。

 

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