今日は、事業所ホープで働く、障がい者メンバーに対する工賃支給日です。
1か月働いた報酬が、支給される日で、待ち望んだ日でもあります。
事業により月に数日しか働けなかった人もいれば、一日も休まず、しかも10時から16時までの作業時間を、完璧に働かれる人もいます。
また、作業内容も、複雑な自転車整備の仕事やお客と接するたい焼き・たこ焼き店から、犬用チーズおからクッキーづくり、さらには簡単なチラシ折、箱作、ポスティング、清掃業務等、仕事のレパートリーは広く、個人の状況に応じて、選択が可能となっています。
働いた日数や時間数、そして仕事の内容に応じて、工賃支給額は、人それぞれです。
しかし、ただ一つ言えることは、自転車事業(ホープ再生自転車販売)が成功して、工賃の底上げができたということです。
仕事の充実感は大切なことですが、やはり、その働いた対価、つまりお金がいくらもらえるかということは、とても重要な事で、私も大きな仕事の柱ができたことに、神に感謝しています。
出来れば、年金と工賃で暮らせる状態が望ましいと考えています。
また、年金をもらえない人は、工賃と生活保護による生活となるが、できるだけ工賃のウエイトが高くなり、不足分を生活保護で補う生活が、望ましいと考え、その実現を図っていきたいと考えています。
つまり、生活保護受給は、障がいを持っている立場ではあっても、一種の引け目を感じている場合があります。
従って、できるだけ、自分の能力や体力に応じた仕事を行い、ベストを尽くす、つまり、自分としては、やれることはやったという状態で、工賃で受け取り、不足分を生活保護を受け取ることが、大切になると思います。
そうなれば、後ろめたい気持ちは、生じないし、思う必要も全くない。
事業所ホープの事業規模を拡げ、質を高め、できるだけ多くの方が、事業所ホープに集まっても、以上のことが可能となる体制を築いていきたいと思っています。
もし良かったら、一日一回、感謝です。