「休んでもいいんだよ」「ただ生きること」の許し


これまでは私は基本、自分自身の休息をよしとせず、あれもやりたい・これもやらねば、と自分を奮い立たせていた。

 

けど、ここ数年で体調を大きく崩し、しんどく回しきれなくなると、あちこち中途半端にゴチャゴチャに停滞してしまっており、そんな中でもそれ以上頑張ろうと欲張ってて。


だから私の場合、いまは体調に合わせて「やること」や「欲」を減らし中の私。

休むことが回復であり、急がば回れでもあることを痛感し、徐々に人生のペース配分を「体」のほうに合わせてゆるめてく流れにあります。

 

まあね、でも葛藤や執着・抵抗もまだまだあるけど、すこーしずつ変化中。

そんなところに、数ヶ月前に世界中でバズっていたタイムリーな動画を発見!!

 

ブッディズム(東洋哲学)・ノンデュアリティ・ワンネス系の動画なんだけど、すごく良いことを言ってたので日本語訳でご紹介します。

 

 

 

 

 

【日本語訳】just exist bro(ただ生きとけ、マジで。)

 

 

冒頭:挨拶と動画を撮る理由
よぉ、みんな。
今日すでに1本動画アップしたばっかだけど、話したいことがまだ山ほどあるんだよね。
それに、こうして話すのがほんとに楽しいからさ。

今日は久々の仕事復帰1日目だった。
まあ、普通って感じ。仕事ってそんなもんだよね。
でもオレにとって仕事って、ちょっとした瞑想みたいなもんなんだ。
――てことで、今日はそのへんについて語っていくよ。

 


 

「ただ、生きるだけでいい」と気づいた話
最近気づいたんだけど――
人生で必要なのは、ただ“生きる”ことなんだよ。

正直、オレ自身もよく「何かしなきゃ」って焦ってた。
何か目的を持たなきゃいけないとか、成長し続けなきゃダメだとか、
悟りを開かなきゃ、勉強しなきゃ、筋トレしなきゃ…みたいな。

もちろん、何かするのも悪くない。
実際オレも色々やってるし、それ自体はOKなんだけど――
でも、本当に必要なのは「生きること」だけだったんだ。

 


 

人生は螺旋構造。必要なものは巡ってくる
人生って、螺旋なんだよね。永遠に広がるスパイラル。
欲しいものも、必要なものも、全部そのスパイラルの中でやってくる。

たとえチャンスを逃したとしても、
それはまた巡ってくる。ちゃんと戻ってくる。

だから、無理に何かを起こそうとしなくても大丈夫。
運命の場所には、ちゃんと辿り着くようになってる。
それが保証されてるんだ。何を考えようが、何をしようがね。

 


 

「やる」じゃなくて「ある」ことの自由
だから必要なのは、ただ続けること。
泳ぎ続ける、あるいは浮かんでるだけでもいい。

人生って海みたいなもんでさ。
とにかく沈まないで、ただ浮いてればいい。
――それだけで、十分なんだよ。

 


 

「Doer(やる人)」と「Be-er(在る人)」
この考え方って、すごい自由をくれるんだよ。
「ただ在るだけでいい」とわかると、ものすごく楽になる。

世の中には“やる人”と“ただ在る人”がいる。
たとえば猫とか他の動物って、ただじっと座ってるだけでも満足そうでしょ?
彼らは「何かしなきゃ」って考えない。

でもオレたち人間は、“常に何かしなきゃ”っていう妄想に囚われてる。
これは考える脳が生んだ病気(Neurosis)なんだ。

 


 

“やらなきゃ”じゃなくて“やりたい”に変わる感覚
けど、「ただ存在していい」と気づけたら、
もう「やらなきゃ」じゃなくて「やりたい」から行動できるようになる。

この違い、わかる? 感じられる?
「やらなきゃ」だと、そこに常に緊張と抵抗がある。

でも「やりたい」から行動するなら、そこに力みがないんだよね。
ただ流れに乗ってる感覚。
無理やり引っ張られるんじゃなくて、自然と前に進んでる感じ。

 


 

同じメッセージを繰り返す理由
オレはよく同じことばっか話してるけど、
それはオレの“コアメッセージ”なんだよ。

オレの人生の使命って、まさにこれ。
ずっとこのことに向き合ってきたし、
違う言葉で何度も繰り返し伝える価値があると思ってる。

だってこの考え方って、オレに心の平和をくれたからさ。

 


 

“空(emptiness)”=愛とオープンネス
意識が“空っぽ”なとき、
そこに愛が入ってこれる。
すべてを受け入れる余白ができる。

オレはこうして話すのが本当に好きなんだよ。
すごく自然にフローステートに入れる。

昔はVlogもやってたけど、
今はもう“娯楽”より“真理”を伝える方に重きを置いてる。

 


 

娯楽(エンタメ)と真理(ウィズダム)の違い
もちろんエンタメもいいし、
スマホでスクロールしてるときって意識が空になるよね。
でもそれに依存しなくても、自分で“空っぽ”の状態を作れる。

ただこうやって座ってるだけでも、オレは幸せ。
「自分が生きてる」ってふと気づくとき、
その感覚ってめちゃくちゃ美しいと思わない?

 


 

“外の評価”に囚われなくなる自由
今のオレは、他人にどう思われるかにもう執着してない。
それって、「空っぽのマインド」がくれる自由なんだ。

誰かに批判されても、それはその人の問題。
でも、自分がそのことで傷つくなら、それは自分自身の問題なんだ。

だから、“空っぽ”になることで、
どんな批判もスルーできるようになる。

 


最後のメッセージ:ただ存在することが鍵
ということで、この動画のキーポイントはこれ:

ただ存在すること。
ただ生きること。
Doing(行動)から Being(在る)へ切り替えよう。

マインドを空にして、自分らしくあればそれでいい。
良い一日を。またね。

今日2本目の動画だったわ。何日だったももうシランケド~。

 

* * *

 

🧘‍♂️ 主なメッセージ

  • 「何かをする」より「ただ在る」ことの価値
    常に何かを成し遂げようとする姿勢から離れ、ただ存在することの中に平穏や愛を見出す重要性が語られている。

  • 外部の評価からの解放
    他人の目や社会の期待から自分を解放し、空っぽの心で自由を楽しむことが勧められている。

  • 「doing(行動)」から「being(存在)」へのシフト
    目標達成や物質的な成功ではなく、今この瞬間にただ存在することの中に真の満足があると説かれている。

 
「何もしない」ことに罪悪感を感じてしまう自分にとって、本当にタイムリーな内容だった。
 
特に、人生はスパイラル構造で、何を考えようが考えまいが、何かをやろうがやらまいが、何度も勝手に行き着くところに行き着く、勝手に事が起こる。という「人生自動運転」状態を説明しているところに個人的に共感。
 
若くてハンサムでヤニカスでトレーラーハウス暮らしであまり裕福には思えない彼が、ものすごく東洋哲学的な真理・悟りについて、達観して語っているのが、ものすごくギャップ(笑)。
タイトルのjust exist broも、見た目と中身のギャップを表す妙なパワーワードなので(「bro」がついてるのもいいw)、こりゃバズるよなって思う。
 
 
藤井風くんもそうだけど、若い世代になぜこのような悟りが突然舞い降りてきてるのか謎。
他の動画もかなり良い内容ばかりなので、また機会あれば紹介しようと思う。