最近、急激な体調悪化がしばらく続いていた私💦
長くなるけど、その顛末をまとめてみた。
糖質制限・欠食(朝食抜き)を続けていた私
糖質制限を始めたのは、かれこれ10年ぐらい前だと思う。
元は標準よりやや痩せ型だったものの30代から妊娠出産で激太り体質だったため万年ダイエッター生活に。
特にアラフォーに近づくにつれ、普通に3食食べるだけで瞬く間に太るようになったので、1食を抜いたり・主食を抜いたり…といった糖質制限が日常化。
そして、6年前の最後の出産をきっかけに、もっと制限食へ進んだ。
というのも、過去に成功したダイエットをなぞっても、今回の産後だけはなかなか痩せず戻せなかったため💦
既にゆるく糖質制限してきた状況で「現状維持」までだったため、もっと「食べない」を徹底し厳しくしてみたものの(一時的ケトなど厳しい糖質制限もやった)、思うように痩せなかった。
<私のダイエット遍歴>
✅ 糖質制限①:主食を2~3食抜く(玄米・オーツなど低GIのみ)
✅ 糖質制限②:白米完全NG(血糖値が上がる=太ると信じて)
✅ 糖質制限③:朝食を抜くorプロテインスムージー置き換え(1度目は効果あり、2度目以降は無効)
✅ ケトジェニック:超糖質制限+高脂質→体調を崩して挫折
✅ プチ断食:12~16時間空腹→効果なし
✅ ガチ断食:3日ぐらい固形物以外を取らない→水分が減るのみですぐ戻る
✅ あすけんPFCダイエット(脂質抑えた):-4kgは成功するも→病気による体調不良・手術で中断し、術後戻る
食生活もグルテン・カフェイン・アルコールフリーなど徹底。
(ジャンク品や嗜好品は食べない訳じゃないけど、たまーに程度。)
基本はクリーンな食生活にし、低カロリー食・低GI食にして、「生きるためにはギリギリの量・もう食べるものがない」というレベルまで食を落としても痩せない。
食べてないのに痩せないという、衝撃の痩せ無さ…。
むしろたまに食べる家族と同じメニューの3食食生活やイベント食が続くと、家族で自分だけが一気に太りやすくなってしまって、それがなぜなのか全くわからなかった。
痩せられない理由と、今更出てきた「糖質制限の負の情報」
ここ近年PFCバランスという言葉をよく聞くようになった。
PFC(3大エネルギー、タンパク質・脂質・糖質)をバランスよく食べるだけで健康的に痩せる、というのが今のトレンドだと思う。
一方、一大ブームを築いた「糖質制限」は、PFCの栄養バランス的にはむちゃくちゃ偏っている。
最近では、むしろ糖質制限を続けると逆に痩せにくく太りやすくなる仕組みなどの問題点のほうが、多くの人が発信するようにさえなってきているみたい。
私が知ったのはつい最近だけど、糖質制限しているからこそ代謝がどんどん落ちて痩せられない・太りやすくなるという仕組みがあることには衝撃を受けた。💦
昔は「食べすぎていたから痩せられない」人が多数だったのに、私と同じく「食べてないのに痩せられない」「糖質制限してるのに痩せられない」という人が、2020年以降はパーソナルトレーナーやダイエットコーチ等の元へどっと押し寄せているという。
それが現場の肌感として確かに事実なのだろう。
これは完全に自分にも当てはまっていて、なぜなら実際、なかなか痩せられなかったわりに中性脂肪(メタボの数値)が低値だったためだ。通風の値である尿酸も、低値。
つまりこれらは栄養不良・カロリー不足・糖質不足を指すらしい。
脂肪燃焼するための栄養素・エネルギーすらなく、脂肪よりも筋肉や内臓などが優先的に削られ、ますます体の機能が落ちて、なかなか痩せられなかったというわけ。
また以前は、
「糖質制限で血糖値が安定する」
「少食は健康になる」
「朝食抜き(プチ断食)ダイエットは胃腸を休められて健康にもいい」
なんてよく言われてた。
プチ断食、12時間~16時間ダイエット(要は朝抜く)、とかも流行ったでしょう?
けど、これって実はリスクだったんだって、最新の研究報告を知り、びっくり💦
食を細くする →胃腸などの内臓機能が衰える → 老年になってから細くなった食を戻せなくなる
つまり、食が細い=寿命も縮まりやすい。
炭水化物を日常摂取している地域のほうが統計的にも寿命が長いそうで。
糖質制限や低カロリー食・少食で、ここまで栄養バランスを崩してしまっていて、健康リスクを抱えていたことに、私はこれまで気づけなかった。
長年の糖質制限で、子宮筋腫も悪化?!
これまであった体調不良を「更年期かも」と勘違いしてホルモン値を婦人科で調べたことがある。
結果ホルモンはかなり出ているほうで、更年期障害は否定されていた。
そりゃそうだ、子宮筋腫症状が年々悪化していたのはむしろエストロゲンが活発だからだ。
調べると、長く糖質制限を行っている人は、入ってこない「糖」を体内の筋肉や内臓を削って作り出すことに忙しくなる。
肝臓にグリコーゲン(糖)を貯蔵して使っていく仕組みがある以上、糖質制限で肝機能が落ちてしまい、エストロゲン過剰の場合にそれを肝臓で分解・処理ができなくなるらしい。
つまり過剰なままエストロゲンが全身を巡り…、
・乳腺症、乳がん
・子宮筋腫
・子宮内膜症、子宮体がん、子宮頸がん
・アレルギー疾患、低血糖症
といったエストロゲン過剰が寄与する病気に繋がるリスクがあるとのこと。
私の場合はまさにそうだったのでギク!とした点。
短期間にホルモンを栄養にモリモリ育ったからね…
糖質制限が日常化してて、余分なエストロゲンを処理できてなかったんだ…って。
そして手術で子宮全摘するまでに至るorz
一大ブームで多くの人が未だ「朝食食べない」「夕食だけ白米抜く」とか当たり前にやってると思うけど…
糖質制限や欠食ってけっこう闇だったんだ…ってことに気付いた。
お米生活(糖質リハビリ中)に血糖値の悪化で体調不良に
ということで!
糖質制限の闇に今更気づいたため、慌ててお米3食をきっちり摂り始めた。
こちらの柏原ゆきよ先生の本も買い、それ通りに「きちんとお米を3食食べる健康生活」を進めていった。↓
先生推奨の「お米2合」はさすがに多くて食べられないけど、お米6:おかず4の割合食べると、おのずとPFCバランス良くなり健康になるというのは、古来の日本人が食べてきた食事バランスとほぼ同じで、まともな内容だと思う。
だからずっと抜いてきたお米をちゃんと食べて、適正カロリー1800~2000kcalを目指した。
しかし…
このお米生活を再開してから、1週間ほどしたところで何故か体調がすこぶる悪くなってしまった…
具体的な症状としてはこう。
食べて1時間~1時間半すると、異様な空腹感、震え、胸がざわざわする、動悸・頻脈という症状が出現。
もしかしてこれ、低血糖の症状では?!
低血糖の症状はこちらの1型糖尿病の方が
ショートで簡単に説明してますが…全く同じ。↓
とんでもなくしんどい。(+糖分の摂取で少し回復する)
なぜ糖質をしっかり摂りはじめたのに、逆に低血糖なのか?
それは、糖質摂取で食後の血糖値が急激にあがるから、それを押し下げようとして過剰にインシュリンが働いて、必要以上に血糖値が下がるため。
いわゆる血糖値スパイクが起きている状態。
急遽Amazonで、下記リブレ2(血糖値計測モニター)を購入しつけてみた。
やはり、見事な血糖値スパイクと、低血糖症状が続いていた。
(下の写真は朝のバナナ1本のみで一瞬でスパイク→低血糖に陥っている様子)
食事ごと&夜間に、真っ赤な低血糖アラートが出まくり。
↑グラフは実際には血糖値ではなくグルコース値なので、誤差分の是正が自動で入るようで、すべてが赤く残ってはいない。けど、実際にはかなりの頻度でずっと低血糖アラートが飛んできて恐ろしい状態💦
最初は、これまでの食生活で急な糖質に体が慣れていないせい?かと思った。
うまく代謝ができず血中に糖分が溢れると、眠くなったり、空腹感が出たりと、「糖質酔い」のようなことが起こるらしい。
あれ?そういやこの低血糖症状、なんか身に覚えがある…
子宮筋腫が始まってからよく起きていた動悸・頻脈症状と一緒だった。↓
↑「動悸・頻脈」に関して、原因不明で長年ドクターショッピングをしてきた私。
飛び込んだ各病院では、ヘモグロビンの貧血は否定され(フェリチンは不明)、心臓のせいでもなく、更年期でもなく、ずっと原因不明でメンタル病かのように言う医者も多かった。
結局私個人は子宮筋腫関連の体調不良だろう。と思ってたけど…
あれって実は低血糖(にまつわる交感神経症状)だったの?!?!って症状合致でびっくり。
ずーっと当たり前に長い事制限食と低カロリー食を当たり前にしてきていたことに加え、子宮筋腫の過多月経開始から時期が相関するので、過多月経(栄養喪失)が凄まじかったために、栄養状態が余計にひどくなっていたのかもしれない。
そして、藤川徳美先生の鉄分+朝晩プロテイン飲む療法をやってから症状が出なくなったのは、プロテインに糖分が入っているので、低血糖の糖分がたまたまうまく補給されたからか…?!とも思える。(最近は子宮筋腫が解決したため、プロテイン療法を辞めて飲んでなかったーーー)
もしやずーっと私、低血糖に悩まされててたんじゃないか説…が今回偶然発見できた。
歯ぎしりも低血糖のせい?!しばらく夜間低血糖もあった
実は去年から、歯が痛くて歯医者行ったら、虫歯じゃなくて歯の食いしばりですよ!と言われ(※歯が削れてきていた)、歯の保護のためにマウスピース治療をしていた。(夜間だけマウスピース)
そこで今回わかったが、夜間に低血糖を起こしている人が歯ぎしりをするそう。
え!?そこも低血糖に関係するの!!ってこれも症状と合致でびっくりした。
低血糖で検索すると当たり前に「歯ぎしり」情報がめちゃくちゃ出てきたもんで、判明…
寝ている間に低血糖を起こすと、口周りの筋肉に過緊張が起き、歯ぎしりを起こすという。
下がりすぎた血糖値をあげようと、体が危機を感じて副腎からアドレナリンをドバドバ大放出し、交感神経が優位になるので、そのような戦闘・興奮状態のような自律神経症状から、歯ぎしりや寝汗などの症状が起きるんだそうだ。
リブレ計測では、私は夜間54ぐらいまで低血糖になっていた。
けっこう深刻。
50台ってさぁ・・・・・失神や痙攣一歩手前ぐらいの段階だよ。
(=寝ているのでやばさに気づいていないだけ。)
そりゃ歯も自然と食いしばりますわな。
そんなわけで、今回「低血糖」に関係する症状が諸々あることに、リブレ(測定機)でモニタリングして夜間血糖がわかった。
元々私、低血糖がずっと酷かったんだ!(特に糖質制限したり、子宮筋腫の過多月経時期は余計にひどかった)ってわかった。
でも何故低血糖?と思ったら…なんとバセドウ病
よくわからないけど、長年糖質制限をしてきてる人は糖代謝の機能が落ちて、具合悪くなることがあると聞いたため、少しずつ慣らすことにして、とりあえずお米の量をぐんと減らし、低GIの玄米に戻した。
(→炊き上がりお米量1食100gずつに)
しかし、いくら糖質を減らしても、体は血糖値スパイクモードがONになってしまったようで具合が悪いのが続いた。
なんで??
糖質をかなり減らし、低GIの糖質に変更しているのに…
なぜこうも毎回食後高血糖になってしまうのか?
(そして反動の低血糖を繰り返すのか。)
普通は、減らした糖質(GI値)に準じて血糖値の山が小さくなるのではないだろうか?
なんだか、おかしい。
糖質を減らしても、低血糖が起きいちいち交感神経が刺激されてしまって、ぷるぷる震えや動悸が出てしまう。
顔の筋肉などもピリピリしてくる。
奇妙な現象が起きているように感じるし、怖い。。。
糖尿病とかなんだろーか…。
この状況から、普通の人とは違う現象が起きているのでは?
と疑い、急遽専門クリニックへ。ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
すると、血糖値乱高下の症状を一生懸命訴えていたのに、ひと目見て、
「あなた甲状腺腫れてますね、
甲状腺から血糖乱れることがあるので。
まずは甲状腺を一通り検査します」
と言われ・・・
えええ~~~~?!?!
そこで検査の結果、バセドウ病と診断を受けた💦
症状、そっちだったんかーい!!!ズコーッ
というかやっぱりか。
(このブログでも以前バセドウ疑って簡易検査したことを過去書いてます)
なお、姉がバセドウ発病済みで、「遺伝性」がある病気。
また、過去の妊娠中の甲状腺スクリーニングテスト(出産後に甲状腺の病気起きやすい体質かどうかの検査)でも陽性だった。
だから「因子」自体は自分も持ってるんだろうと思ってたし、動悸頻脈はバセドウと「症状が似てる」って疑ったこともあった。(思えばけっこう若かった頃から、常ではないけど、過去10代の頃から「今思えばバセドウっぽい症状」は人生のところどころであった)
2年前ぐらいも「ちょっと甲状腺の値が飛び出てるけど、まだ治療段階じゃない」ってのは他院でも言われてて、専門検査してないからよくわかんなかったのだった。
今回ようやく初めて、血糖値が気になって糖尿・甲状腺の内分泌系の病院へ行き…
専門の検査をし(首のエコー、自己抗体の検査など)で診断・判明。
自分の甲状腺を攻撃する自己抗体が異常値だった。
Tg抗体(大幅高値↑↑)、TPO抗体(大幅高値↑↑)、TRAb(高値↑)、サイログロブリン(やや低値↓)、と全て真っ赤な基準値外で、この異常数値から「バセドウ病であると診断できます」とお医者さんが言っていた。
ただ!!
私は奇跡的に現時点では治療基準の数値には至らず未発症・潜在性(治療の必要はまだなし)とされた。
つまり、甲状腺機能が今は正常のバセドウ病とのこと。
しかしながら、甲状腺が通常の大きさより腫れて大きくなっていて(通常10~15cc→私は27ccとかなり大きくなっている)、「本格発症寸前」の状態(亢進しはじめてる状況/初期の段階)をいま目の当たりにしているのかもしれない…と先生談。
自己免疫が甲状腺を刺激する値になってるけど、甲状腺機能はまだ正常範囲内なので、バセドウみたいな症状はあるものの今後どうなるかはわからず要観察…ってこと。
※甲状腺機能の推移(TSH・FT3・FT4)のほうは正常
↑こっちが乱れたら病気が本格的に顕在化となり治療対象
一過性のもので終わるか、本格的に顕在化するか…
数カ月後、要・再検査。
いまは甲状腺機能こそは正常とされたけど、甲状腺を刺激する抗体の値がトンデモ数値になっているので、バセドウと一緒のような症状が実際に私の体に起きている模様で、けっこう辛いんだなーって身を持って実感…。
ちなみに、なぜバセドウ症状で低血糖が起きるのか。
いわば、胃腸機能が代謝UPで活発になり(排便率などもUP)、糖の吸収が良くなってあっという間に高血糖になるから、それを抑えようといっぱい出るインシュリンの反動での低血糖症状が起きていたみたい。
インシュリン反応も代謝UPにより感受性UPしており、元気にぐんぐん出るので、勢いよく血糖値が下がっちゃうイメージかな。
(お医者さんいわく、糖尿病は検査結果から否定されました)
↓
引用:
甲状腺機能亢進症/バセドウ病では、過剰な甲状腺ホルモンの作用で
- 消化管蠕動運動が亢進
- 腸管Na+/グルコース共輸送体(SGLT1)発現の増加(Biochem J. 1998 Sep 15;334 ( Pt 3):633-40.)
により、腸からの糖吸収が亢進。食後の過血糖及びその反動で反応性低血糖症が起こります。
なぜ急に甲状腺が悪化したか…原因は「ヨウ素過剰」?!
しかしなぜ甲状腺が悪化したのか。
きっかけがあるはず。
今回のきっかけは、お米生活をはじめて1週間経ったこと。
当たり前にお米3杯食べただけで、甲状腺が悪化するものなの??
それなら日本人全員バセドウ病じゃないか。
こないだの手術入院中も、お米3食(しかも150g~200g量とけっこう多い)が入院食で出てたけど、なんともなかったのになあ。。。
今回だけ何故???
本当にお米のせいなの??
と疑問に思い。。。。
ハッ!!!!
と気付いた。
やっぱ、お米じゃないかも。
柏原ゆきよ先生の「お米生活」は、一汁一菜スタイルだった。
つまり、3食味噌汁(昆布入りの出汁)を食べていたことを思い出した。
味噌汁3食OK!!って推奨しており、お米+味噌汁の食事スタイルのためだ。
だから毎日3食、具だくさん味噌汁、おいしいし好きなので食べ…
+私は海藻類が好きで、食物繊維も~♪と思って、結構海藻類も使った料理になっていた。
毎朝のめかぶ、ひじき、昆布と大豆の煮物などなど。。。。
そう。
ヨウ素過剰!!!!!
やばい!!これだ!!!
調べたら、昆布がぶっちぎり・てきめんにヨウ素が多い。
栄養表から算出しても、昆布だしの味噌汁1杯だけで少なくとも2400μgとけっこう多めのヨウ素が含まれているという。
(+海藻を入れたお味噌汁だと1食で6000μg行くことも?)
少なく見積もっても、味噌汁3食で7,200μgの試算。
他にも、お魚とか卵や鶏肉・乳製品なんかにもヨウ素がちょこちょこある。
卵も、「海藻食べて育った鶏の卵です!」って卵を食べたりしてた。
調味料もよくみると、「昆布エキス」「昆布パウダー」めっちゃある!!
(ポン酢、ドレッシングなど・・・)
知らんうちにヨウ素めっちゃ摂ってた!!!!
一般人で上限3000μgとされているから普通の人はなんともないんだろう。
けど、私のように潜在的に甲状腺に問題ある人は1000μg以下推奨らしい。
厚労省の推奨はもっと低くて、130 µg/日。
私は味噌汁のみならずおかずでも普通に海藻めちゃくちゃ食べてたから…(昆布と大豆を煮たものも食べてた)
ざっと試算したらお米生活開始後1週間ぐらい、1日1万μg以上は突破してたと思う、私💦💦💦💦
バセドウ的症状と時系列完全一致なので、かなり影響受けたくさい。
↓
引用:
6. バセドウ病を誘発・増悪・再発させる場合がある
ヨード(ヨウ素)の過剰摂取が甲状腺機能亢進症/バセドウ病を発症させる場合があります(通常は甲状腺機能低下症をおこすか、無痛性甲状腺炎を誘発)。(第54回 日本甲状腺学会 P196 昆布ダイエットを契機にバセドウ病及びバセドウ病眼症を発症した一例)[Best Pract Res Clin Endocrinol Metab. 2020 Jan;34(1):101387.][Thyroid. 2001 May;11(5):493-500.]
ヨウ素と言えば…
私が昨年心臓CTの造影剤=ヨード製剤(ヨウ素)でアレルギー出たというレア体験したのも関係あるのかな?
実際調べたら、造影剤(ヨード)でバセドウ憎悪する人がいるので、バセドウの人にヨード系造影剤の使用も避けるのが原則らしい。次、造影剤やったらアナフィラキシーで本当に死ぬかもしれないから。って病院には言われてるけど、既に1回目でも体があれだけ拒絶を示したのはそういう体質だったからなのかも。。。ヨウ素に弱い私、なんか納得。。。。
↓
そんなわけで、ヨウ素原因説を仮説にして実験。
ヨウ素過剰の時はスパイクやら低血糖やらで、1日何度もすぐこんななってたのに↓
昆布だし味噌汁・海藻類を急遽抜いた、その次の食事から突然の血糖値、高くても140~150程度の一般並で安定。。。↓
その後も食事してもこんな感じでグラフがゆるやか~~~!!
食事ごとに100~140内のレンジで安定。
日中&夜間低血糖も急になくなった!!
↓
ご飯を100g→120gに増やしてみても全然だいじょうぶだった。
玄米→白米変更もだいじょうぶだった。
どうも、「糖質側」の問題ではないみたい。
おかず(に含まれる糖質)だけでもけっこう速やかに血糖値あがってたのを見ると…
ヨウ素が甲状腺にわーっと集まり、刺激してたせい?
それで私の吸収側(=異様に代謝良くなっちゃって糖吸収早すぎ)の問題だった?
実際、お米生活はじめてすぐ体調崩したんじゃなくて、1週間ぐらいしてから崩したので…
そうなったのは、時系列的にもその間昆布だしの味噌汁3杯で普段以上にヨウ素を過剰に摂りすぎたからかもしれない。
今後はより一層健康に気をつける生活に
そんなわけで、しばらく体調わるすぎて気が気じゃなかったこの2週間前後。
バセドウのような症状は、少しましになったけど、まだ続いてる。
まだ糖吸収能力が高く、食べ方・内容によってはあっちゅーまにスパイク起こします…
時々顔の筋肉や手足がピリついたり、脱力感も強い。
夜間の喉の乾きもすごい。
お風呂のあとザワザワして具合悪くなるなどの交感神経過剰の症状もある。
つらみ…
ただ、胃腸からの吸収率を遅らせる食べ方をすれば、反動のスパイク後低血糖は予防できるのがわかった。
引き換えに食事管理がめちゃくちゃ大変になった。
納豆ご飯だけ~とか、カップ麺だけ~とかの手抜き飯は血糖値乱高下引き起こすのでNGに。
えーん💦
とりま、甲状腺が落ち着くまでの辛抱!
落ち着くまでって、一過性のものかどうかはわからないけど。
(=このまま顕在化・本格発症するかもしらんけど)
次回再検査までは、ドキドキしながら様子見です。。。
▶️ヨウ素過剰摂取に気をつける
→味噌汁やめんつゆ・調味料類等は昆布不使用へ急遽変更!!
塩昆布・酢昆布・のり・あおさなんかも大好物で…海藻類けっこう好きで毎日食べたから是正!
これを機によく見たら、しょうゆ、ポン酢、ドレッシング、漬物などいろんな調味料に昆布が沢山入ってて「こりゃヨウ素過剰になるわ」とたまげた。(笑)
▶️糖質は日頃から適正量摂る
→甲状腺から血糖値が乱れやすくなることがわかったので、糖代謝を上げるためにも適正量は摂っておく。
糖質制限は長期的に見て逆に血糖値のためにはよくないので、辞めた。
▶️ストレス・刺激が大きすぎない生活
→良くも悪くも緊張・ストレス・刺激が本格発病の誘因ともなるようなので。
リラックス優位の生活をば。(忙しくてそれがなかなかできないけど💦)
食べ物も甘いもの・加工品・刺激物❌️
その他、
⏩糖質は最後に食べる(医者推奨)
⏩糖質の単体食いをしない(これも医者推奨)
⏩食前・食後の筋トレ(特に食前が効果的◎)
⏩吸収の早い糖質を摂らない(ブドウ糖果糖液糖のジュース、コンポタなどスーッと入る液体の糖質、見事に高血糖後スパイク💦)
などを合わせると、血糖値がバク上がりしないことが、リブレを使った人柱実験で判明。
そんな感じです◎
この体調になってから、「食べれないもの(食べたら体調崩しそうなもの)」がめちゃくちゃ増えちゃった。。。。
結果的に、ますますの食事内容の見直しを迫られている。
めっちゃ健康にはなりそう(笑)
やはり、食事・睡眠・運動の3本柱。
40代になってから、体の不調が次から次へとで、対処も毎回大変
子宮全摘手術して、あとは回復するだけかな?って思ってたけど、こんな落とし穴があったとは!
(=自分の体にもう1つ爆弾を抱えてたとは!)
けど、短期間にてんやわんやで、大変だったけど、この顛末に気づけて良かった。
ここ数年の不調の一部が、子宮筋腫だけではなく、バセドウ症状による血糖値の乱れ(低血糖)であったこと、それと特に相性が悪かったのが長年の糖質制限・欠食・カロリー制限などの食事の乱れ。
ということが、複合的に絡み合っていたことがわかってきて、謎をようやく解明できスッキリ!!!!
もしこれに気づかずいて、生活上気を付けていなかったら、二次的な病気(糖尿病・心疾患など)に繋がっていたかもしれない。
今後のためには、今回気づけて(今更ようやく気づけて?)、悪化を防ぐように慎重に生活できそうなので、本当に良かった。