新国立バレエ「不思議の国のアリス」 | 漫画家・浜口奈津子 Natsuko Navi 別館
2018-11-07 21:17:29

新国立バレエ「不思議の国のアリス」

テーマ:エンターテイメント

 

今年は新国立劇場の会員になっているので、お芝居だけじゃもったいない。

オペラも、バレエも!と言うことでチケット取りました。
初めてのオペラハウスです。
 
新国立バレエは、なんとなく超定番作品ばかりやるイメージ。
正直それほどバレエファンとは言えない私には興味が持てず、強いて選んだのがこれ。
よく見ると、日本初公演(日本人による)、新作です。
やった(^ ^)
 
キャスト替わりがたくさんあって、今日のアリスは小野絢子さん。
以前から一度拝見したいと思っていた方なので、小野さんに合わせて取りました。
まさにアリスにぴったりの可憐さ、くるくる変わる表情の豊さ、そして当然と言えばそれまでですが、トッププリンシパルの技術の高さ、お見事でした。
バレエはチケット代お高めですが(^^;、十分元は取った気分です。
若々しくポップ、意欲的な演出や衣装がとても楽しいバレエでした。
 
新国立バレエは初めて観るわけですが、いつもこんなに楽しい演出で客を迎えるのでしょうか。
入り口へ向かう階段から、床にトランプの絵が♪
カフェテリアのテーブルにもトランプが飾ってあるし、ダンサーの皆さんのキャスト姿の立て看的なものがあちこちに。
気分が盛り上がりますね~(^w^)
 
劇場は思ったほど巨大ではなかったです。
この前行った上野くらいか?
ステージも、もしかしたら帝劇より小さかったかも。
勇んで最速先行に臨んだお陰か、4列目をゲット。
ダンサーさんの表情までしっかり見えて、良い席でした。
今日は高校生の皆さんが来ており、ほぼ満席に近かったのでは。
ご同業らしい美しい皆さんも多く、華やいでいました。
 
私は、まずはシーズンプログラムをゲット。
新国立はプログラムが安くて有り難いです(笑)
演目毎には簡易なプログラムを無料配布、なのかな?
もう少しキャスト表に力を入れていただけると嬉しいですが、それはロビーに貼り出されているものをチェックするしかないですね。
 
この舞台はとにかくセンスが良く、プロジェクトマッピング、全身をバラバラにしてそれぞれのパーツを別々に黒子が操るなど、まるで演劇の舞台を見ているかのような斬新な演出に度肝を抜かれました。
オペラ、バレエ、ミュージカル、ストレートプレイ…それらの差異はほとんどなくなり、日々融合していくのを感じます。
前にも何かで書きましたが、こうすれば客が喜んでくれる、観てくれると気づいた以上、自然な流れだと思います。
 
無料配布のプログラムに、ストーリーなども書いてあるので(それも割としっかり)、あらかじめ読んでおくのがお勧めです。
うろ覚えでわかっているつもりのお話ですが…
幕間で高校生男子が「これ、ストーリーあるの?見てもわからなかった」と話しているのを聞いてしまい、目眩が(^_^;)
アリスだぞ〜?!
アリスを知らんのか(T ^ T)
い、いや、そうは言っても、多分ちょっとはオリジナルが入っているので、わかっておけば見やすいです。
 
センスがいいというのは、まずは衣装ですね。
初っ端はまんま不思議の国のアリスの物語なので、衣装もリアル系。
アリスが一番バレエっぽい衣装で、ずっと淡いモーブのワンピースなんですが、不思議の国に入ってからは、とにかく他のキャラクターは赤とかグリーンとか、色合いが派手派手しいんですね。
そのアリスのシックな色合いが、彼女一人がリアルな人間なんだということを表しているのかななんて思いました。
 
リアル世界の、例えば男性陣のタキシードなどは素直にカッコよかったですが、私のお気に入りはトランプたちの衣装。
特に女の子たちのスカートは、よく見るとちゃんとハートとかクローバーに切り抜かれていて、頭には大きな数字の飾りが(^ ^)
色も白と黒、白と赤とか、シンプルでモダン。
それから、ピンクフラミンゴですね!
もう、超可愛かった〜♪
これは見ていただかないと説明が難しいです。
メイクから髪型から、すごく作り込んで、見た途端ハートを持って行かれました。
動きも本当に可愛いんです。
 
この舞台で、実は一番の人気をさらったのではと思うのが、ハートのクイーン。
この方の衣装もいろいろ凄いです(笑)
ですが、特筆すべきはその演技力、表現力。
大人のしっかり踊れる人でないと演じられない役ですね。
 
カーテンコールでもひときわ大きな拍手が起こっていて、とにかく大人気でした。
文句なく美しい方だけに、体を張ったコミカルなダンスがおかしくて。
まさかバレエの舞台を見に来て、上演中に笑い声がしばしば起きる、なんてことを目撃するとは思いませんでした。
まあ、私も笑っていました。
 
このクィーンを始め、新国立バレエの女性陣は、比較的小柄なのかな?と思いました。
小野さんも小柄ですよね。
最近は日本人でも長身な女性ダンサーが多くて、いかにヨーロッパ系に体型でも引けを取らないかみたいなところを注目されると言うイメージがあったので、改めて日本人らしい小柄なダンサーが揃っているなあと。
小柄と言っても、みなさん小顔だし、すらっとしているし、もちろん我々とは全然違いますけどね(^^;;
 
男性陣は大柄な人が多いですね。
今回の男性の主役と言っていい、白ウサギとルイス・キャロルの木下嘉人さん、ジャックの福岡雄大さん、どちらも長身の、王子っぽいイケメンさんでした。
木下さんはウサギになってからは、ひたすらコミカルでしたが(^^)
 
それぞれキャラクターが立っているだけに、この演目は各々がかなりの演技力を求められたのではないかと思いました。
そして、それがとても成功していました。
踊りだけではない、全体のおしゃれで楽しい雰囲気、アクティブな演出、そして私はラストも意表をついていて好きです。
まさかこう来るとは。
非常にセンスが良くて、驚きがあって、新しいバレエの魅力を教えてもらいました。
それを誠実に、全力で成し遂げている新国立バレエ団、やっぱり実力は確かですね。
 
大道具も結構大掛かりで驚きました。
大変だと思うけど、やっぱり観客としては、いつも新鮮でチャレンジングな舞台を見たいですからね。
素晴らしいバレエ作品が日本にやってきたことを歓迎し、今後も人気演目として続いていくことを祈っています。
11日まで上演です。
 
 

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