6/19 有楽町街宣&朗読劇「極上文学 春琴抄」夜公演 | Natsuko Navi 別館 漫画家/運命鑑定 

6/19 有楽町街宣&朗読劇「極上文学 春琴抄」夜公演

昨日は午前中は有楽町イトシア前の街宣、夜は舞台観劇でした。



街宣、デモ的なものは久しぶり。
先週、先々週は体調を崩してしまいましたが、週末から固形食が食べられるようになって、ぐっと元気になりました。
土曜日のピラティス、フラメンコもちゃんと行けたので、大丈夫だろうと。
街宣はちょっとコールしたりしますが、基本スピーチを聞くだけなんで楽(笑)


あと少しというところで、所用で離脱しましたが、最初司会役だったSEALsの奥田くんも地方へ行くと言うことで、なんと同じ電車になってしまいました。
壇上に上がっていた服そのままに大きなリュックを背負い、同じ車両には同じく離脱してきた人も数名いたのですが、みんなシャイで奥田くんに声をかけると言うこともなく、彼は一人淡々と東京駅に消えていきました。

私も含め、若干20過ぎの青年に大きなものを背負わせてしまっています。
どうやって彼らを支えていったらいいのだろうと。
まずは将来に禍根を残さないため、参院選で劣化著しい自公の3分の2議席を阻む、ですね。


街宣は、周囲のビルのカフェのお客さんからも見守られ、さくさくと進行しました。
各野党党首はもちろん、市民団体の皆さんも、既にスピーチは堂々としたもの。
この一年で立ち上がった人たちが多い、というか目立っているんですが、なれて行かざるを得ないという状況なんですよね。

盛り上がったのはミュージシャンの登場。
私は知らない人たちだったので申し訳なかったですが、SEALsのツイッターによると佐藤タイジさん、中田亮さん、沖野修也さん等ということです。
タイトルはもっとかっこいいのですが、ご本人曰く「要は選挙へ行こうよ!という曲です」ということで、新曲を披露。
それがやっぱりカッコ良くて、プロさすがだなと。

この曲は後日フリーで公開すると言うことです。
この曲を流しながら宣伝カーとか走ったら超カッコいい。


実はこの街宣直後、安倍首相が来てしゃべるということだったんだけど、急遽無くなりました。
で、同日4時から吉祥寺でやったらしい。

で、SNSに飛び交っている情報によると、ここで安部さんは「帰れ!」コールを食らったらしい(笑)
吉祥寺は極右発言で顰蹙を買った土屋正忠自民党衆議院議員が前に市長をしていて、それをを追い出した武蔵野市ですからね。
つい先日、片山さつき議員もマイクを持って7秒、全滞在30秒くらいでやっぱり帰れコールを食らって逃げ帰ったという噂ですし、やっぱりリベラル強いんですね。



吉祥寺なら、私も観劇の前に駆けつけ、一緒に帰れコールできたのに…!と無念です。
街宣の後、疲労が抜けずにばったり倒れていたので…
ああ悔しい。



しかしなんとか気力を回復し、行きなれた新宿はスペースゼロへ。
演目は「極上文学10 春琴抄」。

常々言っているように、朗読劇は余り好きではないんです。
なぜから短い稽古期間でダブル、トリプルキャストで豪華に入れ替え、チケット代は普通の舞台並み。
余りにお手軽に稼ぐ意図が見える気がして…

しかし、藤原祐規くんだしなあ、確かに文芸作品をわかりやすく楽しめるということもある…と、東京千秋楽を一枚取りました。



あ、東京公演はこれで終わりですが、これから大阪公演もありますので、ご覧になる方はここから先はネタバレします。
ご自分の判断でお願いいたします












さて、一つ思うのは、男性が女性を演じることが多いのですが、これがどうしても厳しいと言うこと。
普通に女性でやってくれたら、かなり違うイメージになると思います。
もっと原作に近いというか。

男性でやる意味もあるとは思うのですが、一回女性で見せてほしいですね。


今回も、春琴役の和田琢磨くん、盲目の役でもあり、最初は違和感がありました。
わかりやすく演じているのかなあ。
女性、というより、盲目の演技が、強調しすぎていてギョッとしちゃう。


フッキーは、どうしてこうお仕えするような役が似合ってしまうのでしょうか(笑)
違和感ゼロです。

久しぶりに富田 翔さんを見ましたが、相変わらず完璧。
日替わりらしい劇中イベントでも自らトリを取り、おもむろに「080…」と和田琢磨くんの携帯番号らしき番号をつぶやき始め、琢磨くんがぶっ飛んできて羽交い締め…というシーンが(笑)
ふざけるところもプロの芸を見せて頂きました。


良かったのが、3人ほどで代わる代わる、またユニゾンで、絶叫するように朗読するシーンがあり、迫力がありました。
こういうのは、まさに普通の朗読ではできないし、お芝居でもないし…という、独特の見せ方ですね。


それなりに人気らしいシリーズ、今後も回を重ねていくと思いますが、やっぱり女性を入れてみる、という勇気を一度持って頂きたいですね。
次に気になるのは、藤原くんが出る畠中恵さん原作の演目とかですか。
この辺も男ばっかりの予感。
女性作家原作の男物、基本的に好きじゃない雰囲気があるんですよね~。
しゃばけくらい時代が下がってファンタジーなら、まあ見過ごせるんですが。