夏祭り10 | 恋愛小説 くもりのちはれ

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~花side3~


『花っ、最悪だよ・・・もう、アンタのせいだからっ!』


部屋に戻るとマリちゃんとミカコちゃんが、私に詰め寄る。


『花のせいでも何でも無いって・・・二人はちょっと酷かったよ』


マイク越しに二人を静止する萌ちゃん。


『そりゃ、テンションがハイになんのも分からなくは無いけど・・・


見苦しかったもの、ねっ?』


呆れたような口調で萌ちゃんは、桐ちゃんに同意を求める。


〝うんうん〟と頷く、桐ちゃん。


私達が部屋を出て行ってから、2対2になって言い争いをしていたらしい。


『とにかく、もう解散っ!お金は、花が払ってよ!!』


マリちゃん達が部屋を出ようとしたその時、ミッキー君が扉を開け入ってくる。


すると、マリちゃん達は『役立たずな男・・・』とミッキー君を睨みつける。


『パッとしない地味な花と、ホントお似合いじゃん。フッ』


マリちゃんは、私を見て馬鹿にした様に笑う。


『ホントだよねぇ、わざわざアンタみたいなノリの悪い女に付き合ってあげてたのに


まっ、パシリはパシリと仲良〝ドンッ!!〟突然ミッキー君が、ミカコちゃんの


頬スレスレで壁を強く殴りつけた。今まで見た事無い・・・怒りの表情


『おいっ、化粧ババァ!黙って聞いてりゃ、言いたいこと言ってくれんじゃん。


てめぇみたいな・・・フッお化け女に、花ちゃんは今後一切関わらせねぇ。


二度と話し掛けるなよ。花ちゃんに手出してみろ、女だからって容赦しねぇ・・・


汚ねぇその顔もっとボコボコにして、今以上に見れなくしてやるよ。


あっ、もちろん俺の視界にも、その顔晒すなよ・・・気持ち悪りぃから』


ミカコちゃんを上から睨みつけ、そう脅すように言い放ったミッキー。


二人は、あまりのミッキーの変貌振りに、驚愕の表情で固まっている。


『はいっ、じゃあ・・・てめぇの分の金はちゃんと払ってくれよ』


二人の前に手を差し出す。お金を受け取ると、扉を開けて


『はいっ、妖怪2名のお帰りでぇーす。』と廊下に響き渡る大きな声で叫んだ。


その後、萌ちゃんと桐ちゃんがお金を出そうと鞄を探り出すと、ミッキー君は


『あぁ良いよ・・・お金はいらない。可愛い人間の女の子は、俺の奢りっ♪』


と、いつもの調子で笑った。


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