天使の気まぐれ4 | 恋愛小説 くもりのちはれ

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『なっ・・・なっワケないだろっ・・・ボンボンの父親は、渡会組の幹部ってか?


ハハッ・・・そんな風に俺の事を誤魔化そうとしても無駄だって。


お前の親も、どうせ小金でも掴んだチンピラだろ!イキガんじゃねぇ、ガキが!』


伯父は、歩君の苗字を知らない・・・


だから、自分に都合の良い解釈をして、また勢いを取り戻した。


『そんな脅しはよぉ・・・俺には通用しねぇんだよ。


たくっ、ガキの癖に舐めた事しやがって。そっちがそうなら・・・


俺もそれなりの奴連れてくるけど良いのか?


なぁ奈緒、お前にはもっとイイ男、紹介してやる。チンピラの息子なんかより


ずっと女慣れしてて、抱かれ甲斐あるぞ。フフッ、そっちからも金取れるかもな。


奈緒・・・それなら、この家に住んでも文句は言わ『黙れっ・・・


歩君は、伯父に近寄ると胸倉を掴み、そして鋭い目つきで睨みつけた。


『限界ってのがさ、人にはあんだよ。俺の限界ってのはさ・・・オッサン解るか?


私に視線を一度向けて、そして・・・


『奈緒に指一本でも触れてみろ、俺は、てめぇをこの世から消す。


言っとくが俺が手を下さなくても、てめぇは外にも出られなくなるぜ。


教えてやるよ・・・ワタライって名前なんだよ、俺。


オッサン、理解できたか?』


掴んでいる伯父の胸倉を、更にきつく絞める。


『ウッ・・・』今度こそ、伯父の顔の生気が消えた。


『親父が動いてるからよ。ここは売ろうとしたところで、誰も買わない。


売れねぇって事は一銭も、てめぇの懐には入らねぇ。


オッサン、俺の言ってる意味・・・それくらい理解できるよな?』


頷くようなしぐさで反応した伯父。


『じゃ、この金は受け取るって事で良いか?』


歩君は、伯父が握り締めたままの茶封筒を奪うと


『交渉成立・・・今後一切、奈緒に近付かないって事も了解だよな。


ほら、受け取れよ。』


そう言って再度、伯父の前に茶封筒を差し出す。


それを伯父が受け取ろうとすると・・・


『あっ・・・そうだ。この500万は親父の会社の金融部門に返済しといてやるよ』


歩君は、にやりと笑うと・・・茶封筒を廊下に立っていた男の人へ放り投げた。


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