今日は父兄面談の日…

一学期目が終わり成績が出て、成績が思わしくない生徒たちが親と共に呼ばれる…


ある生徒が「壁にぶち当たり自信を無くした」と泣いて泣いて泣きじゃくった。

急に周囲のみんなが優秀に思える。

急に学校が遠のく…

宿題は完璧じゃないと提出したくない。

宿題を持ってこなければ恥ずかしいから授業に出たくない…

授業に出ないから宿題がたまる…

今まで何をやっても一番だったのに…


春馬くんが言っている。

「自分でハードルを上げているような気がしますね、最近生きていて(笑)。いろいろな方にそうやっていい言葉をいただくと本当に思う。何でしょうね……見栄っ張りではないと思うんですけど。別に知ったかぶりでもないし、知ったかぶりはやめたし。だけどそういったきれいな言葉を抱えてしまうと、本当に駄目な部分や悪い部分を見せたくないと思ってしまうんです。それがよくないんですよね。それが人間だともちろん思うし、ちゃんとガス抜きしていかないとなって…」


この生徒も春馬くんに近い部分がある…

ダメな部分や悪い部分を見せたくない…


父兄面談をしながら上記の記事をどこで見つけたかなと考えていたのは不謹慎であるが、一緒に泣きたくなるのを堪えながら、「良い加減」と「頑張らないように頑張る事」という二つの言葉を彼女に捧げた。