将棋ノート | 将棋

将棋

将棋について
将棋上達法(将棋の初段を目指す方への提案・サポート)

初段を目指す皆さんへ提案です。将棋ノートを作りませんか。

自身の将棋に関することを書いておく何でも将棋ノートです。

形式は自由です。

将棋の自己分析ノートとして客観的に自分の事を考えるアイテムになります。

参考までに「こんなことを記入すればいかがでしょう」を列挙します。


①将棋活動の記録(上達のためのトレーニング活動の記録)

・詰将棋・必至問題を何問または取り組み何分

(正解率なども記入すれば尚よしです)

・棋譜並べ何局

・次の一手を何問

・定跡書読み進め何ページ


②対戦成績の記録

・勝敗(対局場所・対戦相手情報についても)

・戦形(自分及び相手の用いた戦法)

・ワンポイント反省・講評(良かったこと、悪かったこと)

対戦時の精神状態・メンタル・モチベーションなど

 (今後書きたいと思いますが、対局時の精神状態はおざなりにしてはいけない重要な要素です)


③定跡(戦形)の記録・確認事項

・自分の実戦が定跡手順とどう違ったか。正しい攻め方受け方の確認(可能であれば局図面付きで)

 面倒でも可能な限り、局面図を記載しておきましょう。見直したときの効果が全く違います。

・棋書などから重要な局面をピックアップ。その局面前後の指し手等も記載すれば解りやすい。

・確認した定跡書やページを記入しておき、今後繰り返し確認する。


④新たに知った手筋

・部分図でもよいので、可能な限り図面付きで


⑤新たに覚えた格言

・可能な限り具体例を付けて


⑥その他

・高段者の参考となる指し手や高段者から受けたアドバイスなど記載しておく


<効果・狙い>

・自分の弱点、強化すべき点が浮き彫りになる。

・定期的に読み返すことによって、忘れていたこと・あやふやなところを再確認できる。

・努力の積み重ねを目で確認でき、自信につながる。

・結果として棋力上昇停滞期やスランプ時の良薬となる。

 「こんなに頑張ってきたんだもん。そのうち結果に表れるさ。」など

・自分が今後誰かに将棋を教える、またはアドバイスをする時の生きた資料となる。


わざわざノートを買ってこなくても、数ページ使っただけのいらないノートはありませんか?

それで結構です。

肩ひじ張らずにまずはじめてみましょう。