部下と飲みに行くと、「家買った」という羨ましい話をかなりの頻度で聞く。

 

35年死ぬまでローンですぅー」などと照れ隠しで言うが、本人の幸せは感じるし、

30代若くして、家族と自分の夢を実現し、立派だと思う。

 

だが、我が社の社員にとっては、住居ってほとんど寝るためだけにある。これがリーマンの現実。さらに、人事異動は、国内だけで無く海外もある。

人事の嫌がらせかもしれない「家買ったら転勤」は、普通にあること。

 

若くして、35年ローンを組むと言うことは、ほとんど住居費を稼ぐために働いていることになる。

換言すれば、やりたい事=消費支出を放棄するとに近い。

 

そのローンの金額を投資していたらどうなるだろう。頭金分500万、毎月10万、複利で3%で考えれば、優に数千万にはなっている。

 

 

https://web.smartnews.com/articles/fi9GzH33JWv

 

この記事のように、ローンの支払いを考えれば、30代で家を買うことは、教科書的かも知れないが。

 

ちなみに、来年アーリーリタイアを予定している私の住居は、『社宅』扱いである。

家賃12.5万/月だが、私が支払っている金額は5万円。

社宅制度は古き会社のサラリーマン特権だ。

 

借金するということは、

行動が制限される事。その身に若くして自ら置く事。それが正しい判断か?

 

借金は返すべきだが、団信で「死に逃げ?」できるようなグッドな?制度が日本にはあるわけだ。これも特権だ。

 

『年取ってから』可能な限りの『長期で期間ローン』して

 

『死に逃げ。』

 

これが日本人に与えられた『超合理的住宅ローン』ではと、悪い言い方だけと思う。

 

ちなみに、奥様は別にして、私個人は、永遠借家派です。