結婚してから何がよかったかって言うと

嫁姑の確執がなかったのが一番

と言っていいくらい
ありがたかったことですチョキ


田舎の素朴なおかあさん
という感じの義母です。

 
初めて夫の両親に会ったときのこと。

みんなで喫茶店でお茶してたら
義母がいきなり

「これ食べてみ!」

と言って
義母が食べていた かき氷(の汁)を
差し出しました。


今まで
実の親が食べかけたものを
そのまま食べる
とか

親が飲みかけのお茶を飲む

とかいうことを
したことがありませんでした滝汗



中学生の頃
友だちと回し食べ (正式名称は不明あせる)  
というのがはやって

(例えばアイスをひと口食べて
次の友だちに回して
その子もひと口食べたらまた
次の友だちに回す、ってやつ)

それさえも
慣れるまでは
結構抵抗ありました…   



実の親ともしたことないのに

いきなり、初めて会った義母の

(食べかけ?食べ残し?)

かき氷を食べてみる

という
ありがたーい洗礼を
受けることになったのですあせるあせるあせる


未来の嫁としての務めを
初対面で立派に(⁈)果たしましたデレデレ

(ホントはかなり抵抗あった汗汗汗)






義母は

「うちには娘がいないから」

と本当の娘のように
私をかわいがってくれました。


私が出産の時には
いつも必ず手伝いに来てくれました。


「これでおいしいものでも食べてね」

と、自分の年金から私に
おこづかいをくれたりもしました。




8年前に義父が亡くなり頻繁に

『鍵がない。通帳がない。

あたしがトイレに行ってるあいだに
誰かがうちの中に入って
とっていったんだ!」

というようになりました。



義母は認知症になってしまったんです。

これから先どうしたらいいのか
相当悩みましたが

運良く老人ホームに入れることになり
そのときに

「あたしの通帳と印鑑は
晏朱ちゃんが預かって!」

と言って貴重品を
私に預けてくれました。





私のことを信用して
大切なものを預けてくれた義母。


最近はコロナの影響もあって
ホームでの面会や
外出が制限されたりして

しばらく
会えなくなってしまったけど


今度会えるときは
明るい色のお花を
持って行こうと思います花束