J2リーグ第17節 ガンバ大阪 vs 栃木SC | 名称未設定

J2リーグ第17節 ガンバ大阪 vs 栃木SC

6/1、ホーム万博で行われた栃木戦に行ってきた。
宇佐美復帰の報に始まり、色々と動きがありそうな6月の初戦。遠藤と今野を抜いたチームがどう躍動するか楽しみに観戦したが。

結果は3-0の快勝。戦前の松田浩に怯えていた自分を反省しつつ、まずはこの1勝を嬉しく思う。前半は相手のサッカーをきっちり把握した上での攻撃がうまく機能した。今季加入の小土井さんのスカウティングが見事なんだろう、前節でも相手のウイークポイントをつく攻撃を見せており、全員がそれを把握した上で試合に挑んでる事がよく分かる結果だ。

栃木は守備では4-4-2、攻撃時には2-4-4のような極端なフォーメーションに見え、攻守の切り替えが肝といった感じのサッカーだった。やりたいことはわかるがいかんせん技術が追いついていない感じに見えた(クリスティアーノ除く)。ガンバはその切替部分で早いプレスをかけボール奪取という場面が多く見られた。得点シーンもまさにそれ。レアンドロの2得点に繋がったのは内田・岡崎の出足の良さが生んだものだった。(彼らについては後述する。)

余裕のある展開で前半を終えたが、後半は…。運動量の低下から押し込まれる眠たくなる展開に。また、スタンド記者席から栃木の阪倉?(そのまんま東に似たジェフとかにいた人)が積極的に指示を送っており、うまく修正を図れたのだろう。しかし、この日先発した丹羽をはじめディフェンス陣がきっちりと仕事をし、相手に得点を奪われることなく試合終了。物足りない後半ではあったが、失点をゼロに抑えられたことは評価できる。6月を乗り切る意味でも大きな勝利だった。

また、気になっていたボランチには内田とプロ初先発となる岡崎を起用。この時点で心躍りつつも、可もなく不可もなくであれば御の字と思っていた。しかし、2人とも攻守に積極的に参加し、得点にも絡む活躍を見せてくれたのは嬉しい驚きだ。初先発の岡崎は緊張はあったろうが、普通に試合に入っており違和感なくやれていた。時折、家長かと見紛うほどの落ち着きとふてぶてしさもあったように見え、非常に頼もしく感じた。明神や武井ではなく岡崎を起用した監督の期待に見事応えてくれた。そして内田。いつもは遠藤に遠慮してるのか任せっきりなのか無難な印象が強かったが、この試合は中盤を仕切る勢いで積極的な姿勢が素晴らしかった。サテの試合では見せていたものをようやくトップでも発揮してくれたように思う。この2人に加え、丹羽・西野のCB、倉田に二川などガンバアカデミー出身者が7人が出場したこの試合。彼らがチームを引っ張ってくれたらとの思いは強い。あとは、フォワードで出てきてくれたら…。

さて次は、アウェイで北九州と対戦。安定しないムラのあるガンバは出ないでほしいし、ここで足踏みするわけにはいかないのできっちりと勝ち点3を持ち帰って欲しいところ。


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