FBの投稿を見ていると、時々大変参考になる投稿があります。この投稿も大変短い文ですが、深い意味のある投稿です。それは「他人がどうであるか、貴方には何も関係ない。貴方がどうありたいか、ただそれだけに力を注ごう」という投稿です。皆さんは、この分を読んでどう感じられますか。私は以下の様に思いました。人間が生きている目的、なすべき事はただ一つであり、それは全ての人、例えば「両親、兄弟、妻、子供達、会社関係に人達、友人、など」にとっては、私が魂を磨こうが磨くまいか全く責任のない事である、という事です。勿論、周りの人達は「私が魂を磨くために、色々な試練を与えてくれる役割を持っている」という事なのです。ですので、周りの人達には、魂を磨く事とは関係なく「人間として、対処しなければいけない事は対処しなければいけませんが」、例えば両親のお世話をする事や子供を育てる事や妻を愛し感謝する事など、常に考えていなければいけない事は「魂を磨く事」という事なのです。この文はそういうことを言っている文だと思います。

 

 

「オンや南無」は、主として仏様の名前を唱えるときに、接頭語として使われています。例えば、「南無阿弥陀仏=オン・アミリタ・テイセイ・カラウンや南無大師遍照金剛やオン・アビラウンケン、など」です。

 

 

オンや南無の意味は、「心から帰依(帰命)する」という意味です。ですので、「仏様を心から信じ尊敬します」という事です。また、日蓮上人様は「敬う心なり、随う心なり」と言われています。

 

 

ところで、「お彼岸」や「お盆」などの、「お」の意味はなんだかお分りでしょうか。実は、この「お」は、「おん」という意味なのです。仏様の接頭語に使われている「オン」と同じ、有難い言葉なのです。

 

 

そして、「オン」は、人間からご神仏に呼びかける言葉でもあります。地上から宇宙への存在の願いの梵語で、宇宙の次元へ最も共鳴しやすい、響きを通しやすい「言霊(ことだま)」なのです。

 

 

人間社会の分かり易い表現で説明するなら、「もしもし神様」、「もしもし仏様」、「ハロー、マイゴッド」と言った様な意味になります。

 

 

ですから、お寺や仏壇やお墓などで、真心を込めて合掌し、心の中で「どうぞ早く成仏されてください」と願いながら、「オン」と腹の底から声を出すと、祖先の霊は納得されるのです。

 

 

この「オン」という言葉は、ストレートのあの世につながり、霊魂の昇格の為の強いエネルギーを送ることになるのです。

 

 

ヨーガで、精神集中行法の行き着く瞬間、「オーム」と聖音マントラを唱えるのと、非常に類似しています。

 

 

万物は全て、「オン」で始まり、「オン」で終わるのです。

 

 

お彼岸やお盆などの時には、ご先祖の戒名に「オン」をつけ、「オン***の精霊(しょうりょう)」や、その家のご先祖に対し「オン★★家先祖代々の精霊」と呼び掛けてみてください。

 

 

ご先祖と最も通じ易いところは、「お墓」ですので、お墓で呼びかければ、ご先祖は必ず喜ばれ、納得されます。