入院2日目 | キューピー腹が巨大卵巣腫瘍の塊だった

キューピー腹が巨大卵巣腫瘍の塊だった

2013.3.6
大学3年、就活真っ只中
巨大な卵巣腫瘍の塊があると診断されました。





朝5時に目覚める




下剤の効果が全く現れないのだが、大丈夫かな???






6時に検温血圧

緊張しているつもりはないのだけど血圧が高い。

(上が130)


「うんち出ないんですけど大丈夫ですか?」


でなくても大丈夫らしい

今は浣腸もしないんだねえ~




けどやはり出したいなーと思っていたら

ゆるいのが少し出た





絶飲食なのに、今朝寝ぼけて水を飲んでしまったことは看護師さんに言わないでおこう。。。(´・_・`)







9:30

母とおばちゃんがそわそわしながら来てくれた(ありがとう)



9:45

点滴

「利き手は?」

「ひだりです」

「え!左かあ~僕も左だからなあ~どうしようかなあ~」

と言いながら打ってくれた先生。初めて見た方だったけれどまったりした先生でした




点滴を打ち終わると

もうすぐ手術らしい~~~


最後にトイレへ行って

「では、とろろさん行きますよー」











歩いて手術室へ向かう

ドラマでよく見る手術室とは違って、大きな扉を開けるとまた沢山扉があってそれぞれが個別の手術室になっていた



最終確認をしてわたしの手術室へ向かう

男の看護師さんが案内してくれふかふかの手術台へ







ここで上のパジャマを脱いで、手術着に。

心電図や血圧計などなどつけて

いよいよ麻酔


心は全く落ち着いていたのに

周りの看護師さんに「緊張してるのねー大丈夫よー」

と言われるので、へらへらしていることにした



猫みたく丸くなり硬膜外麻酔を背中に

痛いだろうと思っていたけど全く痛くなくてビックリ






わたしの手の冷たさに驚いた看護師さんがずっと手を温めていてくれました







猫の状態から仰向けに戻るときくらっとして麻酔が効いているなという感じ

すぐに眠るのもなんか嫌だな~と思って目を見開いていました





酸素マスクからもたぶん麻酔でていたのかな

「深呼吸して~どこか変わりないですか?」

「はい」

を3回くらい繰り返して記憶がなくなりました















‐‐‐‐‐



~さーん

「とろろさーん終わりましたよー」




目を一瞬開ける

けど眠い(--)


また寝ようとすると周りがはっとして(目を覚まさないと口の管をはずせないから)

「とろろさーん!起きてますかー?起きてたら手をぎゅっと握ってくださいねー」と起きているかの確認。






ぎゅっと握り返すと

口の管が外されて、酸素マスクがとりつけられる



酸素マスクを取り付けるとき

何度も何度もずり落ちて

看護師のおばちゃんが「あらやだ小顔だからつかないわ」




と。。。。(笑)







もうろうとする意識のなか

えっっ?)^o^(小顔????)^o^(

とめちゃめちゃ嬉しかった(笑)





主治医先生が横でなんか言ってくれたけど眠過ぎて覚えてません

小顔ってことしか覚えてません)^o^(








病室へ移動する途中わたしがまず発した言葉


「おしっこしたいんですけど・・・」



(笑)


本当におしっこしたいような気持ち悪い感覚で。


「尿官がついてるから変な感じするけど、勝手にでるから大丈夫よー」





お母さんとおばちゃんも待っていてくれました

「今何時?」

「13時過ぎだよ」



3時間で終わったんだ。じゃあ小開腹で済んだなよかった・・・

先生ありがとう。。。。と眠いなか思いました










病室に戻ってからはひたすら眠っていました

身体全体がだるくて暑くて、頭が全く回らない


話すのも目を開けるのも無理

このとき熱が39度近くあったよう





お母さんとおばちゃんはしばらく付き添っていてくれたけど

何も話ができなくて申し訳なかったな。。。




ひたすら眠りました

夜になって意識が戻りだした瞬間から後の2日間くらいが最も辛かったです


お腹を中心に身体全体が痛い

話せない動けない(だるくて)

喉が渇いてひからびる(絶飲食なので水が飲めない)←手術後の夜中~朝はこれが一番辛かった



それでも眠いから必死に眠るのだけど、2時間おきくらいに目が覚める







看護師さんはとても献身的で

夜中に何度も何度もお世話をしにきてくれました



寝返りをうたせてくれたり、酸素マスクを直してくれたり

寝ながらうがいを3回ほどしてもらって、ひからびることなく朝を迎えました。