あなたの「生き道」を高みへ
鑑定歴35年
「日常生活とは神事(カミゴト)」
あなたの人生の相談役
鑑定師の河村ジュンです(*^^*)
こんにちは
ブログをご覧いただき、ありがとうございます
初めての方も、よろしくお願いいたします
【祖型塾】活用できる「おみくじ」の読み解き方
令和六年を迎えました
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます<(__)>
新年は、元日の夕刻、能登半島を中心に大きな地震が起きました。
ほんとうに痛ましい出来事であり、今も余震の恐怖と生活の不自由を強いられている方々がいらっしゃいます。
被災された皆様には心より深くお見舞い申し上げます。
毎年変わらずですが、
年越しは家族で名古屋の実家に帰省して過ごしました。
いつものように元旦の朝早くには目が覚めて、初日の出を拝し、あわせて宮城遥拝し、弥栄を祈ります
今年の元旦の夜明けの空は不思議なほど透き通っていて、雲一つない真っ青な空が広がっていました。
東からは黄金色の日が昇ろうとして、西の空を見れば紫色に染まり、なんともいえない幻想的な景色だったのを記憶しています。
「なんだかいつもの様子と違うね」と、旦那さんと顔を見合わせて言うほど、今年の空は変わっていた。
このとき別に何か嫌な予感がした・・とか、そういうことはないんだけど、今年は辰年だし、いろいろなことが大きく動くだろうなということは思ったりしたものです。
ブログも今年のはじめに何を書こうかな、と昨年末あたりからずっと考えてまして・・
前からずっと書いてみたかった「おみくじ」のことを取り上げてみることにしました。
お正月といえば初詣なんですが、新年を迎えたばかりだし、せっかくだから「おみくじ」でもひいてみようと思う人は多いでしょう
その、「おみくじ」をひいてみて、一番に見るのはどこでしょうか?
やっぱり、吉凶ですかね・・
短い言葉で「大吉」とか「小吉」なんて書いてある、この吉凶が目に入っちゃいますよね
ところが、あなたがひいた「おみくじ」には、吉凶以上に大事なメッセージが秘められているのをご存じでしょうか。
吉凶を見て、次に恋愛がどうの、商売がどうの、と、そこだけ見ていると絶対に取りこぼしてしまうのも、この大事なメッセージなのです。
そのメッセージは、「おみくじ」の中にちゃんと文字として書かれています。
それは、神様からのダイレクトなメッセージといってもいい。
「おみくじ」をひいたなら、必ず目を通し、心に刻むことで現実に活用ができる優れものです。
写真の「おみくじ」を参考にして解説してまいりますね
↓↓↓
「おみくじ」の一番上には、和歌が詠まれています。
その次の段に「身も進み財宝も出来て・・」と書いてありますが、実はこの部分が神様からのダイレクトメッセージとなります。
本来であれば、一番上の和歌を詠むことで、その真意(神意)をくみ取ることができるのですが、残念ながら現代人は感性・感覚が昔の人に比べて鈍くなっていますので、スムーズに読み解くことができません・・
なので二段目に翻訳されたような形で解説が入っています。
写真の「おみくじ」の解説では、
身も進み財宝も出来て立身出世する事は、
春の暖かい日に美しい花の野を心楽しく遊び行く心地にて
よき人の引立にあずかります。
けれど心正しくないと災いがあります。
とありますが、このメッセージの一字一句をしっかりと理解していく必要があります。
吉凶も「大吉」と示しているとおり、メッセージそのものは非常に良い運に恵まれた内容になっていますが、気を付けなければいけないのは、日ごろの「心のありかた」です。
物事は常に順調に進み、思うように願望も叶っていくような運勢ですが、「よき人の引立にあずかります」の一文に深い意味が込められているのがわかります。
「よき人」というのは、自分以外の誰かであり、それは身近なのか、どうか。
ただ、「よき人」と書かれているぐらいですから、大きな影響を持つ人物ということになるでしょう。
この場合の、大きな影響というのは何も社会的に成功している人だからとか、著名人というのではなく、案外、あなたにとって大きな影響力を持つ人物ということになるかと思います。
メッセージの中に「春の暖かい日に美しい花の野を心楽しく遊び行く心地にて」とありますが、これは、非常にリラックスしている状態を示しています。
リラックスできるということは、「よき人」は普段からあなたに対して緊張感を与える人ではない、ということになります。では誰か?
「あなたにとって心許せる人」もしくは「自然体に付き合える人」ということになるでしょう。
そうすると家族か、友人か、といった感じになるわけです。
吉凶は「大吉」の運勢ですが、あなたの姿勢が、つまり「心のありかた」が、正しくない場合、あるいは傲慢だったり、弱気だったり、自信を喪失していた場合は、逆に災いをもたらすとあります。
つまり「大吉」の運勢というのは、有頂天になりやすいのですが、いとも簡単に坂道を転げ落ちる可能性の高い怖い運勢でもあるわけです。
災い転じて福となす
という諺がありますが、この逆の、
福転じて災いとなす
ということも十分あり得るわけです。注意しなくてはなりません
では、神様はこの「おみくじ」で、いったい何を一番のメッセージとして伝えたかったのでしょうか。
それを探るには、「おみくじ」の中にある「願望」を見なくてはなりません。
ちなみに写真にある「願望」には、
首尾よく叶うしかし油断すれば破れる
と書いてありますね。
先ほど「心のあり方」がすごく大事だよということは言いましたが、「願望」の言葉もこれに通じます。
運勢としては非常に良いのですが、なにしろ良すぎて舞い上がってしまう可能性が高い。
この舞い上がる心境を油断といい、油断すれば破れると、すべてがご破算になってしまうよと示唆しているのです。
つまり、この「おみくじ」を引いた人は、神様から「行動するたび身を慎むように」と言われているのです。
身を慎むとは謙虚の姿勢です。また、謙虚とは素直になるということ。
いつ、どんなときも自己中心的な振る舞いをしないように十分気を付けて、素直な心で一つ一つを大事に取り組みなさいね、ということになるのでしょう。
と、ここまで「おみくじ」の解説だけで長くなってしまいました・・
いったん、まとめます。
一つに、吉凶に一喜一憂することなく、「おみくじ」の上段にあるメッセージを気にするようにしましょう。
二つに、メッセージを静かに丁寧に読みながら、しっかりと解いていきましょう。
三つに、「願望」を読んでみて、どのような態度・姿勢でいるとよいのか理解しましょう。
それからこれも大事なことなのですが、「おみくじ」は、引き方も意味がちゃんとありますよ。
引き方を間違えると、肝心なメッセージが受け取れなくなってしまいます。
引き方としては、
当たり前のことばかりだけど・・
・吉凶が気に入らないからと、何度も引き直さないこと。
・参拝(ごあいさつ)をしてから受け取ること。
だいたいこの二点が基本的なところですね
せっかくですから、もったいない引き方をしないようにしたいものです。
本日は長くなりました
「おみくじ」の読み解き方はすごく意味があることなので、もしもご自身が引いたものが気になる方いらっしゃいましたら、ご一報くださいね 喜んで読み解きのお手伝いをさせていただきます
最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m
感謝と敬意を込めて
すめらみこといやさか
すめらぎいやさか
すめらみくにいやさか
【祖型鑑定】【天職鑑定】と言えば、河村ジュン
河村ジュンへのご質問、鑑定のご依頼は、
※※鑑定のご案内※※
あなたのご健闘、ご多幸をお祈りしております