1日空いてしまったな。
改めて、
11/21 グリザイユ 一周年記念ワンマン、お疲れ。
来てくれた子達、心の底からありがとう。
いつも以上の声の大きさに、心が震えたよ。
やっと1年。
しかしまだ1年。
でもこの大切な節目を、
応援してくれている皆と
関係者の方々と
迎えることができて、嬉しく思うよ。
もちろん、来られなくて遠くから応援してくれたイリスも、
その声は届いているよ。ありがとう。
楽しかったこと、つらかったこと、
色々とあったけれども、その全部を経験しての、11/21の1周年だった。
1年前のあの日に思い描いた、
1年後の夢。
俺たちグリザイユが何を経験して、少しずつでも成長しているのか。
始まりのあの日から、
何が変わって何が変わらないのか。
1年間の全てを確かめる。
「黎明に見た夢」
このタイトルに込めた想いだった。
さて、
ここからまだたくさんのことを伝えなければならないが、
その前に一つ謝罪を。
ワンマン入場特典や、9/11の主催ライブの半券特典について。
特典があるなんて知らないで帰ってしまったという声をとても多く聞いたよ。
すまなかった。
オフィシャルブログなどで変更すると言ったきり、
後日「〇〇を配布します」という告知をしていなかったんだ。
こちらの不備です。
本当にすみません。
特典については、また後日必ず対応策を告知するので、待っていてほしい。
MCでも言った通り、
年内のスケジュール、12/24のライブ以って、
グリザイユは一旦活動を休止することとなった。
これは多くのファンが予想していたんじゃないかと思う。
俺だってこんな選択はしたくなかった。
でも今のまま活動を続けていても、何も生まれないと思った。
ただでさえ二人になったこの状況で、焦燥と疲弊だけが募り、
きっと活休だけでは済まないことになっていたと思う。
俺も滴來も、このバンドのすべてを嫌な思い出にしたくなかった。
ただしっかりと明言しておきたいのは、「解散」ではないということ。
これは俺の我儘で残したいと相談したんだ。
まだこのバンドの曲を歌いきれていない。
思いを伝えきれていない。
やりきっていない。
だからいつか、またみんなの前で
「ラストアンブレラ」や「解放へと至るイリス」や「Slave Heart」を歌いたいと思って、活動休止にした。
4人じゃないし解散しようだなんて簡単に切り捨てれるほど、俺はこのバンドに対してドライじゃない。
これもMCで言ったが、
復活がいつになるのかは誰にも分からない。
俺と滴來が戻ってきた時には、別の形になっている可能性だってある。
でもいつの日か、必ずまたグリザイユのヴォーカリストとして歌いたいと思う。
だから残した。
活動休止について言えるのは、それが全部です。
この日のワンマンは、
様々な人間が、様々な思いを抱いて迎えたのだろうと思う。
それは俺も滴來も、サポートしてくれたメンバー、関係者各位も例外ではない。
期待と不安が入り混じり、楽しさと恐怖が紙一重。
俺も当日は不安でいっぱいだったけど、ライブ自体は心の底から楽しいと思える時間を過ごせた。
そんな中、起こったことだ。
メンバーコールについて。
ライブ中のメンバーコールの中に、脱退したアザナと沙羅の名前が聞こえてきたという話だ。
これに関して、滴來はおろかサポートしてくれたメンバーまでもが、少なからず憤りを感じている。
それに関してのツイートも流れたしな。
事実、俺もライブ中に二人の名前が聞こえてきたのは分かったよ。
でも同時に、「やっぱりそうだろうな」とも思った。
予想はしていたよ。
「なぜ」という疑問でもなく、「嫌だ」という嫌悪でもない。
グリザイユが始まって以来、4人でのグリザイユをずっと応援してくれていた子達からすれば、
脱退した二人ですらメンバーだと思う子だっているだろう。
少なくとも俺にはその声が聞こえてきたのだから、あの会場にはそう思う子が何人もいたはずだ。
その気持ちのすべてを理解することはできないが、充分に伝わってくるよ。
俺たちの内情はどうであれ、応援してくれているお客さんには、バンドの内情なんて本当は関係ないことだからな。
対バンイベントのライブならまだしも、節目となる1周年記念のワンマンなんてなおさらだろう。
ただそれを不快に思う人もいたということは知っていてほしい。
俺は誰の味方とかじゃなく、あくまで中立の立場で見ている。
だから逆に、サポートメンバーと滴來のツイートも、充分すぎるくらいに理解出来るんだ。
内情は関係ないと言っておきながら、あえて言うよ。
サポートメンバーは、この短期間でワンマンができるクオリティーまで曲を仕上げてきてくれた。
数少ないスタジオで、その場で対応しなきゃいけないことなんて山ほどあった。
サポートの3人には感謝してもしきれない。グリザイユのワンマンの曲をやりながら、自分のバンドをこなしているメンバーもいた。
いなくなった二人の分のサポートをやってくれた彼らだからこそ、自分の名前は呼ばれずとも、いないメンバーの名前を呼ばれて良い気分にはなれないんじゃないかなと思う。むしろ俺がサポートメンバーに申し訳ない。
滴來のツイートだってそう。
脱退告知から1週間後のライブで二人が脱退、
そしてその約1ヶ月後にサポートを迎えての一周年記念のワンマンライブ。
様々な環境が唐突にガラリと変わり、
俺は彼がどんな気持ちでこの1ヶ月のスケジュールをこなしてきたか、
ずっと傍で見てきたつもりだ。並の人間だったら投げ出してるんじゃないかと思う。
だからあのツイートを「やめろ」と言えなかった。
それだけ彼にとって、このワンマンは彼なりに真剣に臨んだんだと思えるから。
脱退したメンバーの名前を呼ばれることに憤りを感じるほどの理由が、俺には見えているから。
でも、自分が今本当にそれを伝えたいのなら、伝えたらいい。
もちろん適切ではないと思う。タイミングだってあるだろう。
でもそれを無視してでも本当に言いたいなら、いっそ言えばいいと思う。
溢れ出る感情を押し殺して、伝えたいことも何も言えない。
プロかどうかはさておき、それはアーティストでもミュージシャンでもない。
ステージに立つ人間じゃないと思う。
そんな滴來を、俺は嫌いにはならない。
話が少し逸れてしまった。
「ファンのことを大事にしろ」
「残されたバンドの気持ちも考えろ」
と言い合うんじゃなくて、
お互いがもう少し歩み寄って誰かの気持ちを汲み取る努力が出来たなら、
もう少し何かが変わったんじゃないかな。
ファンが楽しめるのは、バンドが頑張っているから。
バンドができるのは、ファンに助けられているから。
ワンマン後から1日考えて出した答えがこれだった。
誰もかれもが、間違いじゃない。
どっちつかずな答えだけど、正直な気持ちだ。
一人きりじゃ、誰もが足りないものだらけだ。
それは俺も例外ではない。
事実、二人のグリザイユになってからの俺は、それはもう様々なことに手が回らなくなってしまっていた。
きっと滴來もそう。
でも、だから出逢えたと思っている。
信頼できる仲間や、ファンの皆の応援があったから、投げ出さずにこれた。
俺が俺であることができた。
MCでも言った。
俺たちは、二人じゃない。
関わってくれた全員には、本当に感謝している。
様々な人間がいて、バンドが成り立っている。
時に形を少し変化させる場合もある。
上を目指すには、変化を受け入れなければならない時もある。
いつまでもぬるま湯に浸かってはいられないんだ。
それでも、変わらないこともある。
最後まで読んでくれてありがとう。
こんな俺を、まだまだよろしく。
またな。

