もふ | ぴ〜す おぶ まいんど 【キャンピングカーでの旅と日常のなんか楽しいこと】

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大体はどこかに出かけた記録。 歳くって、どこにも出かけられなくなったら、読み返して楽しみたいから。
since 2014.1.1


2019年1月1日。未明。
我が家の末っ子
ウサギのもふちゃんが
旅立ちました。

ウサギ飼いの間では
『お月様に帰った』
と言います。










私の人生の中の
一部だったから
やっぱりブログには
記録しておきたくて。


でも
なかなか文字にする気に
なれなくて。

やっとの今日です。




大晦日の夜の6時ごろ
様子がおかしいのに気付いて、
年が明けた
1日の午前2時ごろには
冷たくなっちゃった
もふ。


お医者さんなんか
もう開いていなくて、
初めての症状だから
常備薬なんか無くて。


どうしていいかわからず
ネットで調べて。



ウサギの体調不良の原因で多い
鬱滞で調べてみると、

『お腹を撫でてやるといい。』
『カイロでお腹を温めるといい。』
『マッサージをするといい。』

でも
『ウサギのお腹は
   デリケートだから
   素人がむやみに
   触らないほうがいい。
   何は無くともすぐ病院へ。』

という記事が
一番心に響いて。


結局
何にもわからなくて。


じゃあ、私、
何にもできないんじゃん‼︎



仕方なく
バスタオルをふわっとかけて
背中をそっとさすっていました。



何も食べない、
何もしない、
見たこともない顔をして
横たわったまま
時々足をピクピクっと動かすもふ。


どこか痛いの?
苦しいの?
何して欲しいの?
寒いの?暑いの?



どうしたらいいの?
私どうしたらいいの?

そう思いながら
オロオロしていただけの
8時間。


私の手の中で
だんだん冷たくなっていくもふ。

泣きたくなかったのに。

泣いたらもふが死んじゃうのを
認めることになるのに。


涙が溢れて溢れて
止まらなかった。


なんでこの日なの?

昨日だったら、
3日後だったら、
お医者さんに
診てもらえたのにっ!



もふがこの日を選んだの?
もう、
私と一緒に居たくなかったの?

とさえ思ってしまった。




冷たいだけでなく
だんだん硬くなっていくもふを
膝に乗せて
長い時間泣いてしまった。


旦那は泣いている私に、
早く埋めないと腐るからと。
翌日には
旦那の実家の
双海町の山に埋めに行く、と。


え?
明日?
そのまま埋める?


待って?え、待って!
昨日まで元気に走り回ってたんだよ。





可愛い姿で
笑わせてくれてたじゃない。



ご飯ちょうだい、
撫でてちょうだい、って
甘えてきてたじゃない。


双海の山なんて。
もふが行ったこともないとこに
今は誰も住んでないとこに
私達が滅多に行かないとこに
もふだけポツンと埋めるなんて。

イノシシに掘り起こされて
食べられるかもしれないと思うと
考えられなくて、
激怒 & 泣いて抗議しました。



調べてみると
動物専門の葬儀屋さんが
ありました。

旦那の言うことにも一理あり、
もふが腐るのは可哀想なので
1日だけ一緒に過ごして
次の日
葬儀屋さんに連絡し
荼毘に付してもらいました。



2月の終わりくらいに
ようやく
気持ちが落ち着いてきて。

もふが暮らしていた部屋の物も
整理できました。

掃除をしていたら
ウッドカーペットの下から
もふのコロコロうんちと
多分胸辺りの毛が出てきました。

もふの「もの」が
まだあったと思うと嬉しくて、
変ですけど
小さな袋に収めて
仕舞っています。


一生捨てないでおきます。


もふ、
7年間ありがとう。
楽しかったよ。


もふも幸せだったら…
幸せだったと思ってくれてたら
いいんだけどね。