父と母と妹と私で主治医から説明を受けた。
父がキーパーソンとなった。冷静に話を聞いていた。母は父の後ろで泣いていた。
それを見て私は涙が溢れた。
大事に育ててもらったのにこんな話を聞かせしまうなんて。
まだ迷い泣いている私に
主治医が言ってくれた。
はっきりと。
「我々には色んな専門スタッフがいますのでサポート出来ます。我々に任せて頂ければ大丈夫です!」
この言葉のお陰で病気に向き合う事を決めた。
いつもはほんわかしている主治医。手術に絶対大丈夫なんてない。けれど真摯に説得してくれて任せよう。いや、任せるんじゃなくて私が直すんだと思った。私は1人じゃない。