【映画】クロサギ | なんのこっちゃホイ!

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映画「クロサギ」を観にいった。

世の中には詐欺師がたくさんいる。その詐欺師は大きく3つの種類に分類される。素人を相手に詐欺をしかける「シロサギ」、色仕掛けで男を騙す「アカサギ」。そして、これらプロの詐欺師を狙う「クロサギ」。主人公黒崎は、シロサギに引っかかって会社を倒産させた父親に、家族を殺され、自分だけ生き残ったという過去を持つ。故に、シロサギを心の底から憎んでいて、シロサギ専門に食い荒らすクロサギになった。この黒崎に情報を提供し、仕掛けを助ける桂木という男。山崎努が演じているが、これがいい芝居してるんだ。この桂木は日本の詐欺師界のドンであり、彼に逆らえるものはいないという、伝説の詐欺師である。黒崎は、父親を騙した詐欺師のバックもこの桂木ではないかと疑っており、いつかは桂木を食ってやると、その機会を狙っている。




連ドラの映画化で、TVドラマの時には僕は観た事がなく、台湾でコピーDVDを買って観て、はまってしまった。

なかなか良くできたドラマだし、黒崎に騙される出演者が毎回いい俳優ばかりで、結構楽しかった。それが映画になったわけ。今回騙されるのは、竹中直人。本当に竹中直人って、いい俳優だなぁ~、芝居が渋い。目が強い。この詐欺師が中々手ごわい詐欺師で、企業を食い物にしているシロサギである。やくざとの付き合いもあり、危ないターゲットだが、黒崎は桂木の協力を得ながら、着々と仕掛けを進めていく。


もう、終わりの映画なので、劇場には7,8人しかいなかった。

家族連れがいて、子供が足をバタバタさせるは、大きな声で「ママ~!」である。思わず振り向いて「うるさい!」と怒ってしまった。自己管理できないガキを、映画館なんかに連れてくるな!ガキが見ていいのは、ガキの映画だけだ!ドラえもんとか、名探偵コナンとか! あ! クロサギも、ガキの映画か・・・・