どんな仕事も
最後はセールスですよね。
すべての人を大切に。
それは理想です。
すべての人を同じく大切に扱えば、
本当に大切にすべきお客様への
フォローが疎かになります。
ですから、
合理的な差別は必要です。
自動車のセールスをしていました。
商談の成約率が高いセールス。
実はスキルが高いだけではありません。
“見極める目”
をもっています。
一回目の接触で
最終的に購買の可能性が
あるか、どうか
を一回で見極め、
初期でふるいにかけるので、
時間をかけるべき相手に
しっかりかけることができますから、
成約率が高いのです。
これは、合理的な差別です。
ビジネスをするなら、必要です。
スキルが高くて、
さわやかな良い人でも、
なぜか成績が良くない人もいます。
これは、何故でしょうか。
顧客の見極めによる
時間の効率です。
SNSを使う方は
特にお気をつけください。
あなたのファンもどき
が、ウヨウヨしています。
いや…それはファン
確かにファンだけどなんか違う。
まあ、規模が大きいですが、
こんな写真の感じのファンです。
…
コホン…。
さて、そろそろ真面目に話します。
例えば、
“お会いしたいです”
何度かお断りしても熱心なので、
仕方がないので、
あなたは時間をつくるかもしれません。
“友好的なダイレクトメッセージ”
もちろん、嬉しいし、
そのままにはできないので、
あなたは返信するでしょう。
“日々のSNSへのコメント”
ありがたいので、
もちろん返信します。
でも、どれくらいの時間を
使っていますか？
これって
あなたのファンだと思いますか？
残念ながら多くの場合、
あなたのファンではないんです。
お金がかかることや、
何かを申し込むような
アクションを要求すると、
だいたいスルーするか、
上手に断ります。
これはファンですか？
その人に、必要以上に、
時間を費やすことは、
本当のあなたのファンへの
フォロー時間を
浪費していることになります。
本当のファンは、
あなたのことを
第一に考えてくれる人です。
いいね！やコメントをくれる人
それはそれでありがたいですね。
SNSの交流の本来の姿ですし、
その気持ちに嘘偽りはありません。
でも、構ってもらってるだけで、
どこかで自分が人気者になっている
感覚ありませんか？
これって危険ですよ。
本当にファンってなんですか？
構ってくれる人がいる。
構ってもらって
あなたが喜んでいるから、
ワンッ！って吠えたら
餌をくれる人
になってるかもしれません。
男性が女性から構ってもらって、
『もしかして、好きなんちゃうか…』
と、頭がピンク色になる
あの大いなる勘違い
と、似ているかもしれません。
あなたを構うと喜ぶから、
構うのです。
でも、それって
本当にファンですか？
ぜひ、確かめてみたら
よいと思います。
その方法は
なんでもいいと思います。
テストクロージング
してみてください。
何かのお願いをすることです。
それに応えてくれるかどうか。
まずは、
お金がかからないことでよいです。
シェアをしてもらうとか、
何かの協力をしてもらう。
しかし、多くの場合は、
あなたに会いたいと言いながら、
あなたに友好的な態度をとりながら、
ほとんどの場合、
アクションしてくれません。
無料で無償で、痛みがなく
自分都合で、欲しいもの、
必要なものを得たいだけ
なんです。
だって、
本当にあなたのファンなら、
言われる前に
あなたに会うために
お金を払う姿勢を示します。
友好的なメッセージ？
確かめてみるといいですよ。
お金がかからないものでも、
何かお願いをしてみたらいいです。
日々のコメント？
そのうち何人が、
実際、あなたに協力してくれましたか？
そう多くはないはずです。
これが、SNSの落とし穴です。
本当につながるべき人間
本当にあなたのことを考えている人間。
どれくらいいるでしょうか？
こういうのを見極めないと、
SNSはトンデモなく時間を浪費します。
あなたの時間は限られています。
実は、こんなことで、
一年もすれば、大きな差になります。
コンサルティングの
クライアントさんで、
短期間で大きく売上を
上げた人がいます。
なんでも、来るもの拒まずで、
対応していたんです。
でも、その多くは
そのクライアントさんから、
お金を払わせようという
アポイントなんです。
ですから、初期段階で、
アポイントに対する
見極めをするように
改善してもらいました。
どのように見極めたのかは、
長くなるので今日は割愛します。
しかし、
余計なアポイントの対応が
減っただけで、
クライアントさんは、
多くの時間を
確保できるようになりました。
すると、
時間をかけるべき人に、
時間をかけれるので、
成約率が高くなりました。
たったこれだけで、
売上は伸びるのです。
SNSをビジネスで使うなら、
この見極めをしないと、
本当に時間を浪費します。
とはいえ、
自分の接し方や、
普段の投稿がどんなものかも
もちろん、大切ではありますよね。
あなたの本当のファンは
どこにいますか？
