七月の神事のご案内 | 日吉大社公式ブログ「日々よし」

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おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

七夕の時期となりましたが

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

①七月の神事

さて恒例の今月の神事のご案内です。

1日  月次祭並朔祈祷  東西本宮並惣社

    東照宮月次祭   日吉東照宮

14日 月次祭      東西本宮並惣社

22~28日 みたらし祭 唐崎神社

    本祭は28日 午後六時より

 

 

②七夕(たなばた)

来週月曜日は『七夕』です。

 

『七夕』を簡単に説明しますと

織姫さまと彦星さまが天の川を渡って年に一度だけ出会える7月7日の夜の事です。『雨が降ると天の川があふれて渡れない』ので雨の場合は、会うことができないともいわれています。

 

今でこそ梅雨時期に重なり 雨天が多いですが

かつては旧暦の7月7日(現在の8月上旬)であった為

晴天の日が多かったとのことです。

 

③今年の七夕

皆さんご存じのように今年の七夕は令和七年七月七日

『七』が3つ並ぶ日です。

 

そして日吉大社の神様のうち特に尊い神様を『上七社』(東・西本宮・宇佐宮・牛尾宮・白山宮・樹下宮・三宮)と言い 天台宗の書物によりますと『天にありては北斗七星、地上に有りては山王七社』とされ『北斗七星』と同一であるという考え方がされていました。

 

また正月にもご案内しましたが 次のような御神歌があります。

 

空にすむ 星となりても 君か代を

   友にそ守る 七の神垣  (法印経賢)

 

訳:大空に澄んだ光を放つ星となっても、我が君の御代を

   共にお守りする日吉の七社の神垣よ

 

 

『上七社』だけでなく『中七社・下七社』といったように多くの神々をお祀りし(併せて山王二十一社とも言います)『七』という数字を尊んでいたとも云われております

また余談ですが獅子と狛犬の尻尾も『七』本に分かれています。

 

そして春に引き続き 『夏の特別御朱印』も 準備しました

先程の和歌と北斗七星、天の川が描かれております

 

特別御朱印は九月下旬まで授与しておりますが、暦の上では、『七』が並ぶ今月七日に、『七』に縁のある日吉大社にお参りされては『特別御朱印』をお受けになられてはいかがでしょうか?