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キッチン その②

続きです。






計画としては↓の平面図の感じです。
元々、アイランドを作るつもりではいたんですが、
当然、ちゃんとした、引き出しとかもあるアイランドにしようと思ってました... 




一度、IKEAに行って、600x1200程度のアイランドを作るのにどれくらいかかるか、試しに見積もりを出してもらったら、
確かすごくベーシックな状態で300ポンドくらい。
出せないこともないんだけど、メインの部分もまだなのに、アイランドだけやってもなぁ... 床の問題もあるし。
ということで、何かもっと簡易的で、かつ、どうせなら、メインのキッチンユニットを改装しても使えそうなものを!

というわけで.... 




余ってるプライウッドのボードにHairpin Legを付けて使うことに。(あ、一番上の平面図にもメモついてますね)

私、プライ好きなんです。
ダイニングテーブルも同じだし、家の中でも、すでにプライは結構使ってますので、統一性を考えると、ありかなーと。

メインのキッチンも、後々、ただシンプルに白く作る予定だし。
(東向きで庭から引っ込んだスペースなので、朝イチは明るいけど、日中は暗いので、全体的に白くして明るくしたい!)

吊り戸棚も一部なくして(右側)、プライボードで棚を作ろうかと思っていますし。
(この右側吊り戸棚のせいで、ますますキッチンが暗いんです)




まずは旦那氏に、ダイニングテーブルや、子供部屋で使って余ったプライウッドのボードを、希望のサイズにカットしてもらい(息子もお手伝い!)、

そんで、Hairpin Leg (高さは86cm)を付けたら、あっとう間に完成。

実際に置いて、使い始めると、
「こんなもの本当にいるのか?」と、不審げだった旦那も、「たったコレだけなのに、これは便利!」と態度が一転。
やっと信じてくれたヽ(;▽;)ノ


家でグダグダしてる私しか知らないので、
「本当に設計なんて出来んの?!」みたいな態度だった旦那ですが(建築学生の頃からの付き合いなのに!)、
引っ越してからの私の色々な提案が「プロっぽい!」と、ようやく信憑性が上がったらしいです(;´д`)  オイオイ...

こんな感じで、1年経ってから、ようやくキッチンのミニimprovement作業が始動しましたーヽ(;▽;)ノ やっとー!

キッチン その①



その後、エントランスは靴箱の設置も終わり、鏡も掛けたのですが、写真をまだ撮ってません。ボヤボヤしてたらいつの間にかベンチの上が旦那のDIYグッズの物置に...
(DIYは続くよ、どこまでも...)

とりあえず、唯一靴箱の上はキレイな状態を保っております(;▽;)

あ、Hayのカレイドトレイ、可愛くてオススメです。
玄関先のちょっとしたものを置くのに便利で使ってます。


家のこと」シリーズ、今回はキッチンです。
キッチンは、今後も細々と長く続くシリーズになるかもです。


それで、我が家のキッチン...


大嫌いなんですよね!
引っ越したらすぐにでも改装しちゃうつもりでした。
引っ越し前に、すでに図面も出来てて、タイルも決まっていたんですが...

庭のフェンスの状態が怪しいということで、とりあえず保留...
(セキュリティーの方が大事だから)

キッチンをする際は、出来る限りDIYで行こうとか思ってたんですが(←実はうちの旦那、そういうこと仕事でしてたんです。家具とか建具(?)とか作るのプロなんですよ。素人DIYのレベルじゃないんです。今は全然違う仕事してますが)
でも、旦那の仕事が忙し過ぎて、そんなことぜーんぜん無理。
クリエイティブ系自営業にありがちな、プライベートと仕事の境目が曖昧状態。
週末も基本仕事。


で、そのまま宙ぶらりん。
(ガーデンフェンスも応急処置をして一時停止...)


うちのキッチン、スペース自体は広いのに、
実際のワークトップは、昔住んでた1Bedフラットと変わらない程度しかないという...
しかも中途半端なL字キッチンで、すごーーーーく使いづらい。




図面に起こすとこんな感じ。
なんでも図面にしちゃう。図面大好き。

割と広い割りには、庭への通路でもあるので、実際に使えるスペースが少ないというのがよくわかるかと... 
収納も全然なくて...
そういえば、前の家主は、微妙な感じの食器棚置いてたなぁ。

ちなみに入居時の我が家は、充分住める状態の家でした。
(イギリスでは結構オンボロ状態で購入する人もいる)
前家主の中途半端な素人DIYの痕跡がありつつ(←自分も素人のくせに偉そう)、そこまでお金はかけてないけど、手は掛けていた感じ。

インテリアは、かなり典型的なイギリス(というかロンドン?)の家で、一般的には、たぶん可もなく不可もなくなんでしょうが...
でも、私からしたら、不可ばかりなのですー!
Dado railとかいい例です!!



で、赤ちゃんも生まれるし、離乳食とか始まったら、こんな使いづらいキッチンじゃ辛過ぎる!と、忙しいとDIYから逃げ回る旦那(仕方ないけど)に訴え、
低コストでなんとか自分が気に入るキッチンにしようと、頭を捻りました。(Value engineering?!)


キッチンのワークトップやシンクなどの大物は、どっちにしろ寿命が近いので、後々変えることにはなるけれど(たぶん既に10年くらい経ってる)
まずは収納と、ワークトップ面積が足りないのを早くなんとかせねばと。

こんなんでよく親子4人で住んでたなーと思うんですが(前オーナー)、
イギリス人だし、きっとそんなに手の込んだ料理しなかったんだろうなぁ。ワンプレートのオーブン料理とか?
換気扇もないからね。
10年以上住んでたらしいのに...


長くなったので続きます。

The Japanese House at Barbican



あれ、ブログにアップしてたっけ?と思ったら、してなかった2年前のエキシビション...

The Japanese House

バービカンは、建築関係のいい展示をよくやりますが、これは特によかったと思います。日本人だから、とかじゃなく。

このエキシビションを訪れた日は、ものすごく暑くて天気が良かったのを覚えてます。


さて。
メインは、やっぱり大掛かりな1:1のインスタレーションがあった森山邸だったと思うのですが、入ってまずは戦後の日本の民家の歴史をササっと。



安藤忠雄設計の住吉の長屋を発見!
これ、大学の時のBuilding Studyというモジュールで、私これのリサーチしたんです。
偶然割り振られたんですが、私の最初の安藤建築はこれでした。思い出深い...



大掛かりなインスタレーションは、これもそうでした。
藤森教授のティーハウス(茶室)。
この大きな丸窓が、なんともドラマチック。







締めはやっぱり森山邸。

実は、大学卒業後、就職してワークパーミット(当時はTier2じゃない)待ちをしている間暇だったんで、なんとか探し当てて(個人住宅なので、有名建築ですが、住所はどの本でも伏せてあります)、本物を見に行ったことがあるんです。
その時は、当然敷地内を歩き回れないので、このエキシビションで念願叶ってすごーーーく嬉しかったです。感無量!!

写真撮りまくったんですが、照明が結構暗かったのと、やっぱり狭かったんで、あまり上手く撮れませんでした(残念!)。

オフィスがこのすぐ近くなので、ランチタイムに一人でまた来ようとか思ってたのに、お迎えで残業が滅多に出来ない立場なので、ランチタイムはいつも忙しくて...
気がついたら、終わってました...(><;)
今写真見てても、やっぱりもう一回行きたかったなーと思いました。うーん残念。