9月1日(火)から、北杜市議会第3回定例会が始まっています。
会期は9月28日(月)までです。
今回の定例会は、令和7年度の市政を振り返る「決算議会」でもあります。
市民の皆さんからお預かりした税金が、どのように使われたのか。
行われた事業は、本当に市民の暮らしのためになったのか。
当初の目的は達成されたのか。
課題が残ったとすれば、それを次の市政にどう生かしていくのか。
予算を決めるだけでなく、その予算が実際にどう使われ、どのような成果と課題を残したのかを検証することも、議会の大切な仕事です。
私も決算特別委員会をはじめ、それぞれの審議に臨みます。
そして今回の定例会では、特に二つの日に、市民の皆さんに議会へ足を運んでいただきたいと思っています。
■ 9月15日(火)午前10時~
総務常任委員会
「非核三原則の堅持」を求める請願の審査
市民の皆さんから、
「日本政府・国会に非核三原則を堅持する意見書の提出を求める請願」
が北杜市議会に提出されました。
私は、この請願の紹介議員として総務常任委員会に出席し、請願の趣旨を説明します。
「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」。
この非核三原則をこれからも堅持するよう、北杜市議会から日本政府・国会へ意見書を提出することを求める請願です。
核兵器をめぐる国際情勢が厳しさを増す中、唯一の戦争被爆国である日本がどのような立場をとるのか。
そして、その問題について地方議会から何を発信するのか。
立場や考え方の違いを越えて、議論すべき重要な問題だと思います。
市民から提出された請願を、議会がどのように受け止め、議員が何を語り、どのような判断をするのか。
ぜひ、その審査を見届けていただきたいと思います。
■ 9月25日(金)午後3時30分頃~
飛矢﨑雅也 一般質問
今回、私は二つの問題について一般質問を行います。
① 小学校登校時における児童の安全確保と教育行政の責任について
第2回定例会に引き続き、子どもたちの登校時の安全について質問します。
私が問いたいのは、個々の学校や先生方の対応ではありません。
現在の安全確保の仕組みは、教育行政の制度によって現場が支えられている状態なのか。
それとも、制度上十分ではない部分を、校長先生や教職員、学校支援員など現場の皆さんの努力によって補っている状態なのか。
児童の安全確保を、現場の善意や努力に委ね続けるのではなく、教育行政としてどのように制度的・継続的に支えていくのか。
その責任の所在を教育委員会に問います。
② 部活動の地域展開について
――子どものスポーツ・文化芸術活動をどう保障するのか
いま、学校部活動を地域クラブへ展開していく大きな制度改革が進められています。
しかし、これは単に「学校で行ってきた部活動を地域へ移す」という問題ではないと私は考えています。
スポーツや文化芸術に親しむ機会は、家庭がお金を払って購入する「サービス」なのでしょうか。
それとも、子どもの成長や人格形成に関わるものとして、行政も一定の責任を負って保障すべき、教育的・公共的な活動機会なのでしょうか。
北杜市は、地域展開によって子どもたちに何を保障しようとしているのか。
制度整備はどこまで進んでいるのか。
「公的な性質を有する活動」としながら、原則として家庭に費用負担を求めることをどう考えるのか。
家庭の経済状況、住んでいる地域、保護者が送迎できるかどうかによって、子どもの活動機会に格差が生じないのか。
そして、現在進められている中学校二校統合と部活動の地域展開という二つの政策は、本当に整合しているのか。
子どもたちのスポーツ・文化芸術活動を、これからの北杜市がどのように保障していくのか、根本から問いたいと思います。
※一般質問の開始時刻は、議事の進行によって前後する場合があります。
■ 市民が議会を見ることから
私は、議会を傍聴することは、特定の議員を応援するためだけのものではないと思っています。
賛成でも、反対でも構いません。
議員が何を問い、行政がどう答えるのか。
市民から提出された請願について、議員たちが何を語り、どのような判断をするのか。
そして、市民からお預かりした税金が、どのように使われてきたのか。
ぜひ、ご自身の目と耳で確かめてください。
民主政治とは、一度の選挙ですべてを誰かに任せることではありません。
市民が問いを投げかけ、行政がそれに応答し、議会が検証する。
そして、その議論を市民が見つめ、さらに問いを重ねていく。
その積み重ねによって、地方自治はつくられていくのだと思います。
市民が議会を見る。
議会が市民に見られる。
その関係があってこそ、議会はより緊張感を持ち、市民に開かれたものになっていくのではないでしょうか。
9月15日の総務常任委員会。
9月25日の一般質問。
もちろん、決算特別委員会をはじめ、それ以外の審議も大切です。
お時間の許すところだけでも結構です。
一人でも多くの市民の皆さんに議会へ足を運んでいただき、北杜市で何が議論され、何が決められているのかを、一緒に見ていただければ幸いです。
議会を、もっと市民の身近な場所へ。
皆さまの傍聴を、心よりお待ちしています。
北杜市議会議員
飛矢﨑 雅也