2024年11月28日から北杜市議会議員としての任期がスタートしました。今日、議員全員協議会室では議員打ち合わせ会があり、そこで執行部との顔合わせが行われて大柴邦彦新市長から挨拶もありました。

 

 

 

 

 挨拶の中で新市長は、議会と執行部の関係について、「議会と執行部はクルマの両輪であり、両者が協力することで市政は回っていく。」という旨を述べられました。

 執行部(市長部局)と議会の関係はとても重要です。

 そこで、議員として出発するに当たり、これについて私の考えを明確にしたいと思います。

 

 新市長は市政を一台のクルマと見立てて、執行部と議会をその両輪と表現しました。しかし私はむしろ執行部はクルマのアクセルで議会はブレーキであると理解しています。

 当たり前ですが、執行部も議会も住民福祉の増進、住民生活の向上、地域経済の発展といった目的を共有しています。

 しかしどんな目的地にいくにせよ、クルマを正しく運転できなければ、安全にたどり着くことはできません。

 目的地にたどり着く道筋には、山あり谷あり、カーブもあれば障害物もあります。

 その時に私たちの乗るクルマにアクセルしかなかったとしたらどうなるでしょうか?カーブを曲がり切ることができず横転したり、障害物に衝突してしまいます。そうしたら、私たち市民は大怪我を負ってしまうことでしょう。

 それを防ぐためには、よく効くブレーキが必要です。これがあることによって、急なカーブも回り切ることができ、障害物に衝突することも避けることができます。

 そして、税金という運賃を支払って乗車している市民の安全を守ることは、議員の責務であると私は考えます。

 その免許を持っている議員は、「議会人」と呼ばれます。

 その議会人として歩むことを誓い、北杜市議会議員として出発するに当たって私からの挨拶とさせていただきます。

 

 2024年11月28日

              北杜市議会議員 飛矢﨑雅也