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今日は東京農工大で国際平和論の授業でした。

今回は、外国人留学生を迎えて、「核兵器は『絶対悪』か、それとも『必要悪』か」というテーマで、ワークショップ形式で行いました。

 結構重いテーマなので、ディスカッションが弾むか少し心配していましたが、杞憂でした。

 大学院生から学部生まで、所属と学年を横断したメンバーでしたが、お互い相手の発言を尊重しながら、対話ができていました。講義では内職をしていた学生も、生き生きと話していましたよ。

 共通のテーマにもかかわらず、どのグループもそれぞれ違った論点が出されていたのが興味深かったです。
その中でも、科学者の核兵器との関わり方という論点は理科系の大学では身近に感じられた重要な提起でした。

 それから、日本に来てから政治的な話題を話すことができなかった留学生から、「政治を話題にする場を持つことができて嬉しかった。」という感想があったことも、嬉しかったです。日本では一般的なことが外国ではそうではないことを学生は知ることができました。 ご参加いただいた留学生支援の先生は、「日本人の学生も、きっかけさえあれば、政治を話題にする潜在的可能性があると思う。」と言われていました。 

ご協力いただいた皆さん、有難うございました‼️