わたしのブログをご覧いただき、有難うございます。

 

 月の県議会議員選挙から二月が経とうとし、月も最初の日になりました。この間いろいろな整理があり、なかなかブログを更新することができませんでした。6月の始まりに当たり、こうして更新できることを嬉しく思います。改めていつも支えてくださっている皆さまに感謝致します。

 

 さて、山梨県議会では改選後初の臨時会で正副議長人事が審議され、自民系の当選回組が務める慣例を踏襲して議長に大柴邦彦氏、副議長に遠藤浩氏が選出されました。それに先立つ自民党誠心会の会合で、会派代表の皆川巌氏が会派内の議長経験者らと密室で協議して決めた人事でした。

 この「議長たらいまわし」は2016月議会の流会の因となったものであり、それを受けて議会改革の必要性が求められて「議会基本条例」が制定されたものです。しかし流会事件後初の改選議会で従来の慣例が踏襲されたということは、事件の原因となった「たらい回し」が反省されていないということ、また制定された議会基本条例が不十分であるということを示しています。

 先の県議会議員選挙でわたしは、議会基本条例に正副議長の役職配分を議会運営委員会などの公式の場で決める規定を書き込むことを訴えましたが、早くもそのことの正しさが証明された格好です。

 慣例に従えば、議長は半年や年の任期途中で交代することになります。しかし議長が自民党系で頻繁に交代すれば、行政に対する監視評価や政策提言力が低下し、県民に対して議会としての責任が果たせません。また議長という職責に対する反省もなされません。大柴氏は議長就任後の挨拶で「県民一人一人が豊かさを実感できる山梨を目指すという長崎知事の決意は県民から大きく期待されており、目指す方向性は県議会も全く同じ。民主的で公正公平な議会運営に努め、職責を果たす」と述べました。

しかし自民党籍を持ち、さらには自民党県連に設立された支部の支部長に就任した知事と「目指す方向性は県議会も全く同じ」と述べる議長の下で、「公正公平な議会運営に努め、職責を果たす」ことなど出来るのでしょうか?因みに、図ったかのように議会運営委員長には大柴氏と同じ北杜市選出で長崎知事と近い浅川力三氏が選出されました。また自民党誠心会と与党を組む公明党山梨県本部新代表の佐野弘仁氏は、代表就任に当たって「執行部と善政競争していく」と述べ、事実上の協力を謳っています。このように、知事と議会との緊張関係は望むべくもない状態です。

その長崎知事は国の交付金の獲得による財源確保を掲げ、党との関係を強めています。自民党山梨県ふるさと創生支部長就任など、その一例です。また今夏の参院選山梨選挙区に自民党公認で再選立候補する森屋宏参院議員の選対本部最高委員代表にも就きました。これも「国との太いパイプづくり」の一環なのでしょうか。相手の森屋氏も、選対本部事務所の開所式で「素晴らしい山梨づくりの一翼を担いたい」と応じ、まるで自らが国会議員であることを忘れたような決意を述べました。

その場で森屋氏は「日本の各地域が競争する時代。ほかの地域に負けない地域づくりが政治家に課せられている」として、「日本を代表し、世界に飛び出していくことができる地域にしていきたい」と意欲を語りました。しかし国会議員たる者は常に日本全体のことを視野に置いた言動が求められます。そういう視野があれば、「ほかの地域に負けない地域づくり」という発言はありえません。わたしが地域について語るとしたら、「ほかのどことも比べられないたった一つの地域づくり」と語るでしょう。成熟社会に求められるこれからの地域づくりの発想はナンバーワンではなく、オンリーワンです。そこでは「日本を代表」する必要などなく、地域が地域として世界に飛び出していけばいいのです。それが自立した地域ということです。

国政の本旨も地方自治の本旨も忘却した政治家のもとで行われる政治に深い危惧を抱かざるを得ません。これからも注意深く監視していくとともに、地に足の着いた政治活動をまじめに続けていきたいと思います。

その一つとして「市民政治塾やまなし」を月から開始しました。また近現代史学習会を拡充して、月からは白州と須玉でも始めます。因みに月の予定は、

 

日(土)14時~16時、第1回近現代史学習会(白州総合会館)

日(木)10時~12時、第回近現代史学習会(須玉ふれあい館)

13日(木)10時~12時、第回市民政治塾やまなし(長坂農村環境改善センター)

15日(土)14時~16時、第1回近現代史学習会(須玉ふれあい館)

20日(木)10時~12時、第22回近現代史学習会(大泉総合会館)

22日(土)14時~16時、第22回近現代史学習会(大泉総合会館)

27日(木)10時~12時、第回近現代史学習会(白州総合会館)

28日(金)14時~16時、第回市民政治塾やまなし(甲斐駒センターせせらぎ)




皆さまの御参加をお待ちしています。