さらに黙示録内の数字を図形化して行ってみる。

ヨハネの黙示録 
第7章
わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印をおされた者は十四万四千人であった。ユダの部族のうち、1一万二千人が印をおされた、ルベンの部族のうち、2一万二千人、ガドの部族のうち、3一万二千人、アセルの部族のうち、4一万二千人、ナフタリの部族のうち、5一万二千人、マナセの部族のうち、6一万二千人、シメオンの部族のうち、7一万二千人、レビの部族のうち、8一万二千人、イサカルの部族のうち、9一万二千人、セブルンの部族のうち、10一万二千人、ヨセフの部族のうち、11一万二千人、ベニヤミンの部族のうち、12一万二千人が印をおされた
 
 十四万四千 = 一万二千 × 12
 
 
これを千を一単位として144人 = 12× 12部族という数式に置き換える。
 
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その内、12という数字を図形化すれば図5の様になり
図5
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12×12部族を図形化すれば図6の様になる。
図6 
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そしてこの図6は、ヨハネの黙示録 第21章にある「聖都エルサレムの形」となっている。

第21章
この御使は、わたしを御霊に感じたまま、大きな高い山に連れて行き、聖エルサレムが、神の栄光のうちに、神のみもとを出て天から下ってくるのを見せてくれた。その都の輝きは、高価な宝石のようであり、透明な壁玉のようであった。それには大きな、高い城壁があって、十二の門があり、それらの門には、十二の御使がおり、イスラエルの子らの十二の部族の名が、それに書いてあった。東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。また都の城壁には十二の土台があり、それには小羊の十二使徒の十二の名が書いてあった。わたしに語っていた者は、都とその門と城壁とを測るために、金の測りざおを持っていた。都は方形であって、その長さと幅は同じである。彼がその測りざおで都を測ると、一万二千丁であった。長さと幅と高さとは、いずれも同じである。また城壁を測ると、百四十四キュピトであった。これは人間の、すなわち、使の尺度によるのである。
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  百四十四キュピト = 十二の土台 × 十二の部族
 
 
 
 
 
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  (黙示録数図解 1-2)
ヨハネの黙示録 
第1章
- あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台との奥義は、こうである。すなわち、七つの星は七つの教会の御使であり、七つの燭台は七つの教会である。 -
第5章
- また、御座のまわりは二十四の座があって、二十四人の長老が白い衣を身にまとい、頭に金の冠をかぶって、それらの座についていた。御座からは、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが、発していた。また、七つのともし火が、御座の前で燃えていた。これらは、神の七つの霊である。 -
- 御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいたが、その前にも後ろにも、一面に目がついていた。第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その翼のまわりも内側も目で満ちていた。 - 
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 ヨハネの黙示録の中にみられる一つの特徴として、同じ数字の繰り返しがある。この数字の繰り返しを、仏教のマンダラの様な八重咲き花弁型に当てはめることが出来るのではないか?旧約聖書エゼキエル書にも - その作りは、あたかも、輪の中に輪があるようである。- とある。

エゼキエル書
第1章
 - わたしが生きものを見ていると、生きもののかたわら、地の上に輪があった。四つの生きものおのおのに、一つずつの輪である。 もろもろの輪の形と作りは、光る貴かんらん石のようである。四つのものは同じ形で、その作りは、あたかも、輪の中に輪があるようである。 その行く時、彼らは四方のいずれかに行き、行く時は回らない。 四つの輪には輪縁と輻とがあり、その輪縁の周囲は目をもって満たされていた。 生きものが行く時には、輪もそのかたわらに行き、生きものが地からあがる時は、輪もあがる。 霊の行く所には彼らも行き、輪は彼らに伴ってあがる。生きものの霊が輪の中にあるからである。 彼らが行く時は、これらも行き、彼らがとどまる時は、これらもとどまり、彼らが地からあがる時は、輪もまたこれらと共にあがる。生きものの霊が輪の中にあるからである -
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- 七つの星と、七つの金の燭台 - これを基に図を作成してみると、図1の様になる。
図1
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この方式を基に以下黙示録内の数字を形にしてみる。
- 御座のまわりは二十四の座があって、二十四人の長老が白い衣を身にまとい、頭に金の冠をかぶって、それらの座についていた。 -
図2
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- 御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいたが、その前にも後ろにも、一面に目がついていた。第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その翼のまわりも内側も目で満ちていた。 -
図3
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これら図1から図3までを複合すると
 
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という具合に、如何にもマンダラの様な図面になる。
 
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こういったマンダラ形作成を前提とした数字の羅列であるからこそ、 
 
ヨハネの黙示録
第22章
 - この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。また、もし、この書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべきぶんを、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。 - 
 
という警告が意味を持つ。内容を変えられてしまっては、マンダラ形は作れなくなるからだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 (黙示録数図解 1-2)
黄金の巻 第十五帖 
~天明九十六才七ヵ月、ひらく~。
 
岡本天明/1897年12月誕
96年7ヶ月後は、1994年7月。
 
 
※シューメーカー・レヴィ第9彗星の分裂核は、1994年7月16日から7月22日までの間に、相次いで木星の大気上層に衝突した。
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扶桑の巻 
第一帖
 -天の数二百十六、地の数一百四十四となりなり、伊邪那岐三となり、伊邪那美二となりなりて、ミトノマグハイして五となるのであるぞ、五は三百六十であるぞ、天の中の元のあり方であるぞ、七の燈台は十の燈台となり出づる時となったぞ、天は数ぞと申してあろう、地はいろは(意露波)であるぞ。-

このように伊邪那岐と伊邪那美の総数は360で、均等に二分すれば180になる。
そもそも伊邪那岐、伊邪那美は、兄妹十神の中の二神だったわけだから、残り八神の数もそれぞれ180、古事記天地創造兄妹十神の総数は180×10=1800となる。
古事記
-次に成った神の名は、01宇比地邇神(ウヒジニノカミ)。次に、02妹須比智邇神(スヒチニノカミ)。
次に、03角杙神(ツノグイノカミ)。次に04妹活杙神(イクグイノカミ)。
次に、05意富斗能地神(オオトノジノカミ)。次に、06妹大斗乃弁神(オオトノベノカミ)。
次に07於母陀流神(オモダルノカミ)。次に、08妹阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ)。
次に09伊耶那岐神(イザナキノカミ)。次に、10妹伊耶那美神(イザナミノカミ)。-

01 180+0180=360
03 180+0180=360
05 180+0180=360
07 180+0180=360
09 180+10 180=360
360×5=1800

この1800という数字は兄妹十神個々数180の十倍数であり、その先に続く物語りとして
18001800=3600
1800+1800=3600
1800+1800=3600
1800+1800=3600
1800+1800=3600
3600×5=18000
18000+18000=36000
18000+18000=36000
18000+18000=36000
18000+18000=36000
18000+18000=36000
36000×5=180000
180000+180000=360000
180000+180000=360000
180000+180000=360000
180000+180000=360000
180000+180000=360000
360000×5=1800000
というぐあいに、ロシアのマトリョーシカ人形やマンデルブロ図形の様な無限の繰り返し構造が続いて行くことになる。
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 白銀の巻 第一帖 -この世ではそなた達が神であるぞ。あの世では、そなた達の心を肉体としての人がゐるのであるぞ。それがカミと申してゐるものぞ。あの世の人をこの世から見ると神であるが、その上から見ると人であるぞ。あの世の上の世では神の心を肉体として神がゐますのであって限りないのであるぞ。-


そしてここからわかることは
古事記には記されていない、天地創造兄妹十神の総数1800の対となる、裏兄妹十神
1800が存在するということだ。この天地創造兄妹十神の存在によって初めて、表兄妹十神+兄妹十神=二十(ふとまに)という数があらわれる。
01180+02180+03180+04180
05180+06180+07180+08180
09180+10180+11180+12180
13180+14180+15180+16180
17180+18180+19180+20180
18001800=36000
青葉の巻 第七帖 -ひふみにも二十  (ふとまに)、五十  (いづら)、いろはにも二十  (ふとまに)、五十  (いづら)、よく心得なされよ-
碧玉の巻 第十九帖 -フトマニとは二十の珠-
紫金の巻 第十二帖 -ヨコの十の動きがクラゲナスタダヨヘルであり、タテの十の動きがウマシアシカビヒコジであるぞ、十と十と交わり和して-
これがつまりは神界の、ヒミズの経綸
青葉の巻 第十三帖 -同じ名の神二つあると申してあろ、同じ悪にも亦二つあるのぢゃ、この事 神界の火水ぞ、この事判ると仕組段々とけて来るのざぞ、鍵ざぞ-
扶桑の巻 第八帖 -天は火ぞ、地は水ぞ、火水組み組みて織りなされたものが、ニシキの御旗ぢゃ、ヒミツの経綸であるぞ。-

黙示録でも、伊邪那美の再来までは部分的に語られている。しかしそれでは古事記に記される天地創造神代の元のさやに還るだけで、その先に続く物語り岩の巻 第二帖 -もとの神代よりも、も一つキの光輝く世とするのぢゃから、中々に大層- とまではならない。黙示録とはあくまでも天の属の持ち分を語った物語りであり、地の属の物語りはあまり詳しくは語られていないし、ましてや那岐×那美宇宙の外のことには触れられていない。
第17章
-それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。多くの水の上にすわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒によいしれている」。御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、また、それに七つの頭と十の角とがあった。この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。すると、御使はわたしに言った、「なぜそんなに驚くのか。この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と十の角のある獣の奥義とを、話してあげよう。あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名がしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。ここに、知恵のある心が必要である。七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、もうひとりは、まだきていない。それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、またそれは、かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るものである。あなたの見た十の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。彼らは心をひとつにしている。そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。-
7+10+1=18
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18×8=144
地の御先祖様 伊邪那美命 地の憎むべきものらの母
大いなる都バビロン

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12×12=144
天の御先祖様 伊邪那岐命 父なる神
エルサレム





++72
144+144+72=360
ヨハネの黙示録 
第8章
第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。
第二の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして、海の三分の一は血となり、海の中の造られた生き物の三分の一は死に、船の三分の一はこわされてしまった。
第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきてた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。この星の名は「苦よもぎ」と言い。水の三分の一が、「苦よもぎ」のように苦くなった。水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ
第四の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれて、これらのものの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は明るくなり、夜も同じようになった。 
第9章 
第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユーフラテス川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放された。騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当てをつけていた。そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが、出ていた。この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、人間の三分の一は殺されてしまった。
第12章
また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地になげ落とした。
 
天の数216÷3=72
 
つまりヨハネの黙示録とは、日月神示が示す天の数216の中から、本来余分な三分の一である72を排し、正常なる天の世界12×12=144聖都エルサレムにするまでの物語りを書いたものであるわけだ。日月神示はトドメの啓示というだけあり、さらにその先に続く物語りを示唆しているが。
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天の数
18×12=216

-72
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12×12=144
聖都エルサレム

この余分な72というのが、と二匹の獣の合計数であると思われる。これでヨハネの黙示録には-小羊のような角が二つあって-としか示されていない二匹目の獣の数は72-(24+27)=21であると予測されることになる。 
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7+10+7=24

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獣1
10+7+10=27

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獣2
2+(19?)=21
 
24+27+21=72
ふりむくと、七つの金の燭台が目についた。
 それらの燭台の間に、足までたれた上着を着、胸に金の帯をしめている人の子のような者がいた。
 そのかしらと髪の毛とは、雪のように白い羊毛に似て真白であり、目は燃える炎のようであった。
 その足は、炉で精錬されて光り輝くしんちゅうのようであり、声は大水のとどろきのようであった。
 その右手に七つの星を持ち、口からは、鋭いもろ刃のつるぎがつき出ており、顔は、強く照り輝く太陽のようであった。
 
木星には衛星が66個発見されている。そのうち大きな4つの衛星であるイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストはガリレオ衛星と呼ばれる。

-​御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいた-
6​6-4​=62​

​ -七つの星と、七つの金の燭台- -​二十四の座があって、二十四人の長老が-
6​2=(​7+7​)+(​24+​24)​
第12章、第13章の龍と獣の数字も曼荼羅形にして行ってみたい。

ヨハネの黙示録 第12章 
-また、大いなるしるしが天に現れた。一人の女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。-
イメージ 1
と、ここまでは、これまでの流用で事足りるが、その次

-また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。-

の部分では黙示録の同じ数の繰り返しの法則が崩れ、不規則な数字の配列になっている。
これは前項の合計数方式で足して710724としてみる。これを基に図9の様な形にする。
図9
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次の
-第13章 わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。わたしの見たこの獣はひょうに似ており、その足はくまのようで、その口はししの口のようであった。-
の部分も合計数方式で足して1071027とする。これを基に図10の様な形にする。
図10
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なぜこの形なのかは、図10の27という数字が9以外では割り切れないこと、前項獣の数字の曼荼羅が同じく三重形であること、そしてこのヨハネの黙示録第12、13章の獣が、文章的に日月神示、大本神諭の三悪神に該当していることから、それぞれの尾の数である8と9とした。

日月神示 
-地つ巻 第十八帖 - 元の二八基(じゃき)光理(こり)てわいて出た現空(あく)の種は二八基(じゃき)と大老智(おろち)と世通足(よつあし)となって、二八基には仁本の角、大老智は八ツ頭、八ツ尾、四通足(よつあし)は金母であるから気つけておくぞ。-
梅の巻 第一帖
-オロチ、九火(キュウビ)、ジャキ、の三大将殿の御力まつりて弥栄よくよきに動くぞ-




大老智は八ツ頭、八ツ尾 <<八尾八頭の大蛇神>>
大きな赤い龍巨大な龍、全世界を惑わす年を経たへび

四通足(よつあし)は金母 <<金毛九尾白面悪狐 (よつあしのかしら)>>
一匹の獣が海から上って来るのを見たこの獣はひょうに似ており、その足はくまのようで、その口はししの口のようであった

二八基には仁本の角
わたしはまた、ほかの獣が地から上って来るのを見た。それには小羊のような角が二つあって、龍のように物を言った。