こんばんは、hitsujimaisonです。
さて、
パイレックスのロゴが、2011年頃、大文字「PYREX」から、小文字「pyrex」に変わったことは、ご存知でしたか?
「pyrex」を見掛けて、
「あら、レアなパイレックスかしら。」と思われたとしたら、
無理はないですね。
歴史の浅い小文字バージョンは、まだまだレアではあります。
ただし今後は、PYREXに変わり、pyrexがメジャーになってくるのでしょう。
外国製のPYREXは、外国製(主にアメリカ製)のpyrexに。
日本製のPYREXは、外国製の、iwakiに。
iwaki というのは、岩城ハウスウェアさんのことで、昔は岩城硝子さんでした。
今は、AGCテクノグラスという会社ですが、
耐熱ガラス容器の商標名として、iwaki が使われています。
本家のコーニング社も、パイレックスの食器製造は既に切り離しています。
2012年頃から、シンガポールに設立された、ワールドキッチンという会社がライセンスを持っています。
その後、ワールドキッチンと日本のパール金属が代理店契約を結んだようですが、今はどうなのでしょうか。
最近は余りpyrexを見掛けないように思います。iwakiはこれまで通り、見掛けますけれど。
ACG(岩城さん)とコーニング社のライセンス契約は、2011年頃に終了したようです。
1964年、コーニング社と契約締結、1965年、コーニング社が資本参加、
1971年よりパイレックスの国内販売開始、1974年、国内製造販売を本格的に開始。
半世紀に手が届くか届かないか、というところで、
日本製パイレックスの歴史は幕を閉じました。
「PYREX MADE IN JAPAN」
パイレックスという現象に、記憶を一つ加えましょう(笑)
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