こんばんは、hitsujimaisonです。
全く関係ないですけど、「hitsujimaison」と、ようやくすらすら間違えずに打てるようになりました。「tsu」がどうも難関です(笑)
それでは本題へ失礼します。
今日は、パイレックスって何?の続きになります。
身近な耐熱ガラス容器、これもパイレックスの一つです。
パイレックスとは、ある耐熱ガラスの名前で、
1915年に、アメリカのコーニング社により、商標登録をされています。
パイレックスは、面白いんですよ。
何が面白いのかと言えば、
色々な角度で、語ることが出来るからです。
素材として、社会的存在として、文化的存在として、便利グッズとして、
日用品として、流行品として、海外からの輸入品として、ヴィンテージ品として、
国産品として、そして文化遺産として、
たぶん、それぞれに(熱く)語る方がいると思います。
なので、パイレックスについての言説を目にした際は、
それがどのような切り口で、語っているのかを
認識することが大切です。
例えば先程の家庭用耐熱容器、「パイレックスふち飾り皿」を、もう一度見ると、
何が浮き上がってくるでしょう?
(黄色い花柄。じゃないですよ)
ガラス屋さんなら、素材として。
メーカーさんなら、便利グッズとして。
アメリカン・ヴィンテージ屋さんなら、希少性のあるインテリア兼実用品として。
化学屋さんなら、実験に使う器具として。
そのすべてを
含めたものが、「パイレックス」です。
そしてもう一つ、加えましょう。
記憶です。
パイレックスは、個々人の日々の記憶の積み重ね、思い出によって、初めて完成します。
とてもささいで、けれども100年余の歴史を持つ、一つの現象と言えます。
多角的な言説に支えられた「パイレックス」は、ストーリー性を帯びています。
最後に写真をもう一つ。
一番ささいな一つです。
それでは、また!
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