台湾映画〜「單車天使 Cycling Angels」 | 一青妙オフィシャルブログ「妙的日記」Powered by Ameba
2016-12-09 16:53:09

台湾映画〜「單車天使 Cycling Angels」

テーマ:台湾映画

 

11月に8泊9日間の自転車での環島を終え、台北に戻ってからまず最初にしたことは、

映画「單車天使 Cycling Angels」を見ることだった。

 

中国語で自転車を”單車”と呼び、「單車天使 Cycling Angels」は小さな子供たちが自転車に乗って、環島をするドキュメンタリー映画だ。

 

子供が自転車に乗って台湾一周・・・映画になる程特別な題材なのか。正直そう思いながら映画館を訪れた。観客は私とカップル1組の3名のみ。失敗したかな、、、と覚悟を決めてスクリーンを見つめること約3分。自然と熱い液体が両目から溢れ出し、前のめりで見入っていた。

 

雲林県の「育幼院(児童養護施設)」に入所している子供たちがこの映画の主人公だ。

施設の子供たちは、親の病気や経済的理由、または親からの虐待などによって、家族という形態で一緒に暮らすことができない。自信もなく、目標を持たない子が多いのを見た院長が「なんとか子供たちに生きることの大切さ、自分に自信を持つきっけを作れないか」という発案から、台湾一周・自転車での環島計画が持ち上がった。

2011年のことだ。

自転車に乗れない8歳の子供をまず乗れるように練習させることから始めた。賛同者も徐々に集まり始め、自転車やローラースケートで一緒に回るボランティアの人たちも現れた。

いよいよ出発。

無邪気な子供たちの笑顔がまぶしいが、怖さを知らず、とんでもないスピードを出したり、縦横無尽に自転車に乗るので大人たちはてんてこ舞い。

無茶をしすぎてパンクばかりさせる子、疲れて寝ながら自転のペダルを踏見続ける子、もう嫌だと弱音を吐く子……。個性豊かな子供たちは寝袋を持ち、各地の小学校を宿泊場所としながら、洗濯も自分たちでしていた。自転車のメンテナンスもきちんとしていた。

何もかもプロにお任せで環島した私とは大違いで、自分が恥ずかしくなった。

 

 

何日も降り続く雨に負けず、高さ約2000メートルの梨山も越え、総長1300キロを14日間かけ完走した子供たちは、ひとまわりもふた回りも成長していた。

 

イベントを終えてから4年ごの子供たちの様子も映している。大きくなった今でも、一人一人の記憶に環島したことがしっかりと残っていて、自信となっていた。

院長が願っていたことを子供たちはちゃんと理解していたのだ。

 

「自分の存在価値を家族に認めてもらいたい」

そんな気持ちで、あきらめずに最後まで自転車に乗り続けた子供たちの心の声がスクリーン一杯に響き渡る感動ドキュメンタリーだった。


 

『環島しなければ台湾人ではない=台湾のことを知らなければ台湾人ではない』

という位置付けとして、自転車による環島がブームとなり、今ではすっかり定着した一つの文化となっている気がする。

卒業旅行、社員研修旅行、新婚旅行など、それぞれが思い思いの目的と目標をもちながら、今も何人もの人が台湾のどこかでペダルを踏み続けているのだろう。

 

今年の私は、無我夢中で終わったが、来年は新しい目標を持って、再度環島にチャレンジしたいと思わせてくれた作品であり、環島の火付け役となった「練習曲」以外で、環島を考えている皆さんにおすすめの作品だ。

 

 

 

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