麻酔から
ちょいイケオヤジに蘇る
まだ、うつろな
ちょいイケオヤジ
看護師さんが、
「体起こせますか？」
「ゆっくり起きましょうか？」
「歩けますか？」
「はい、歩けます。」
「では、お着換えをして下さい。」
ふと、手をお尻に、
短パンが濡れている。まさか！
「すいません。濡れているのですが、何か失礼な事を？」
「違いますよ、消毒をさせて頂きました。」
良かった、フ～
けど気を使って頂いたのかも？
ちょいイケオヤジ
恥ずかしい。
「お着換えが終わりましたら、
待合室でお待ち下さい。」
「お呼び致します。」
「山本さん、診察室にお入り下さい。」
来ました、その時が。
もう、どうにでもなれ！
「山本さん、お疲れ様でした。」
「まず、胃カメラは、全く問題ございません。」
「そして、大腸カメラですが、」
「ギク、何か？」
「贅沢ポリープがありますね。」
「贅沢ポリープ？贅沢な食事をしずぎて、
大腸が肥満ですか？」
「違いますよ、
最高な状態で、ピロリ菌もいない時に
出来るポリープです。」
「大腸も全く問題ありません。」
「血液検査ですが、」
「正常値ですね。」
「え？5カ月前の検査で、尿酸値
８．６だったんですが？」
「５．８ですよ。」
「ほんまや」
肝臓、腎臓機能も過去
一番低い値。
お酒を売りにしている仕事なのに。
全く落ちにもならない
良好な検査結果の
ちょいイケオヤジ
夕方に、スッキリ解放され、
お店も、何かに備え臨時休業にしており
調子に乗り一人
大宴会で飲み歩き
また、麻酔をかけられたように記憶を無くし、
気が付いたのが、
翌朝、自宅の布団の上、
財布から、行った事を覚えていない
お店のレシートがいくつも。
「まさか、ぼったくりの店に連れ込まれ
カードで高額支払いを？覚えていない」
「後日、カード請求がいくら来るか？心配」
最大の恐怖に日々、
おびえている
やはり
いくじなしオヤジ。
完
追伸、
胃カメラや大腸カメラ、４０歳を過ぎた方は、
お勧めいたします。
今は、痛くない内視鏡検査がありますので、
全くためらう必要はありません。
追加編で、お世話になった
クリニックご紹介させていただきます。
そして、
なぜ、50歳のオヤジ
良好な結果に
普段から気を付けている
食習慣をお伝えいたします。
ご興味のある方は、
追加編を
ご期待下さい。
https://ameblo.jp/hitoshizuku-roppongi/entry-12492512302.html#_=_