日比は、準決勝で敗れるが、大坂は初の決勝へ | Ever Tennis

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テニスジャーナリスト(ITWA国際テニスライター)
神 仁司(こう ひとし)のブログです。

 ITF岐阜大会(賞金総額7万5000ドル)で、
大坂なおみ(262位)が、中国のシュウを破って、
岐阜で、初めて決勝に進出した。

第1セット出だしが硬かった大坂は、
第1セットを4-6で落としたが、
第2セット以降は、身長180cmから繰り出す
パワフルなファーストサーブを軸にして、
プレーを立て直し、
6-2、6-2とセットを連取して、逆転勝ちを収めた。

17歳での決勝進出は、大したものです。

決勝は、
第1シードのゼン・サイサイ(75位)と戦います。



一方、
日比万葉(227位)は、
第1シードのゼンにストレート負けを喫し、
決勝進出はならなかった。

岐阜では、予選3試合を含めて、準決勝が7試合目だったので、
さすがに疲れていましたね。
準々決勝までのプレーのキレや気迫がなかったです。

でも、19歳の日比はよく戦いました。
これで、トップ200入りが見えてきました。


記者会見では、
机に置かれていた「カンガルーカップ」の大会マスコット
カルちゃんのぬいぐるみを欲しがっていた日比さん。
決勝に進出すれば、
表彰式の時にもらえたのですが、あと1歩届かず、残念でした。
でも、ぬいぐるみに反応するところは、やっぱり19歳の女の子ですね。



岐阜大会は、
明日が、いよいよ最終日。
シングルス決勝を残すのみです。

大坂さんの初優勝はなるのでしょうか。
17歳の大坂さんの日本女子離れしたパワープレーは、一見の価値あり、です。
ぜひ応援してあげてください。