きょうのことば iDeCo

2024年3月25日 日本経済新聞

 

全額が所得税の控除対象

 加入者自らが運用商品などを選び、その成果によって受け取る年金額が変わる「確定拠出年金(DC)」には、会社が主に掛け金を拠出する「企業型」と、個人が加入する「個人型」がある。このうち個人型を総称して「iDeCo(イデコ)」と呼ぶ。掛け金の全額が所得税の控除対象となり、運用益は非課税となる。原則として60歳までは引き出せない。

 就労環境の変化に伴い、高齢者の就業率も上がっている。総務省の労働力調査によると65~69歳の就業率は21年に5割を超えた。22年10月からは企業型DC加入者のイデコ加入要件が緩和されるなど、両者を併用しやすくなった。就労期間が長くなってきたことに合わせて、資産形成に有利な設計になっている。

 現在の拠出銀度額は自営業者が月6.8万円、公務員が月1.2万円、専業主婦・主夫が月2.3万円。国民年金基金連合会によると、加入者数は24年1月末時点で320万人程度に増えた。年代別では40~59歳の加入者が7割を占め、1人当たりの試算額は23年3月末時点で100万円超になる。

 

 

雑感

 運用していく以上は生活費ではなく余剰金で行うものだろう。

 いくら資産形成に有利な設計になろうと、最初に投資できない人間にはあまり関係がない話だ。

 日本国内でも大分貧富の差は発生しているわけだからな。

 就業率5割とか眠たいこと言ってるな。

 10年20年後には定年なんて死語になるよ。

 皆、動ける限界まで働いてもらわないと日本は回らなくなる。