姫川玲子シリーズ第二弾!
「ストロベリーナイト」がとても気に入ったのでこのシリーズ追って行きます♪
「多摩川河川敷、放置された車から人間の手首が見つかった。
姫川玲子班は馬の合わない日下と合同で殺人事件として捜査にあたることになったが・・」
面白いです!
三島耕介と高岡は冒頭の工事現場の事故の章から登場しているので、事件に絡んでその名前が登場すると二人に一体何が起こったの??と興味がそそられます。
事件も先が読めず真相が予想できずでハラハラと楽しんで読みましたが
それと同じくらいに高岡と耕介の関係がいいんです!
血は繋がらない二人、でも親子以上の信頼と絆がある。
耕介の父親の事件のことで耕介が聞いてしまったことで揉めた時
「実の親でもしないようなことをこの人はしてくれた。だからお前だけはそんなこと絶対に言っちゃいけないんだ」
ジーンとしました。
本当に息子のように思ってしてきてくれたこと、耕介の人生を考え仕込んでくれたこと
失ってしまった本当の自分の息子の代わりだったとしてもなかなかできることじゃない。
それだけで涙が出そうにー
今回は玲子はそんなに活躍しません。
でも、前作のガンテツ同様、日下との確執がちょっとだけ薄まってきているのや、菊田との関係がちょっと近づいてことなど事件以外のことでも楽しめます。
次のはまだ文庫になってないみたいです。
待ち遠しいー!!