日々のつぶやき-soranonaka


「国産輸送機プロジェクトの最終局面を迎え、テスト飛行のスワローテイルが高度2万メートル地点で爆破事故を起こした。続きF15Jも同じ地点で事故を。

生き残った飛行士武田三尉に事故の事情聴取をするよう命令を受けやってきたスワローテイルを製造した民間会社の春名高巳は、武田三尉と二人で現場に向かった。そこで見たものは・・

一方父親を亡くした斉木瞬と幼馴染の佳江は不思議な生物を拾っていた」


昨年から有川ワールドに足を踏み入れドップリはまってしまいました。

今年も追います有川作品。

まずは自衛隊もの・・武田光稀と高巳の二人はどこかで見たことのあるような二人ですね~図書戦シリーズとも違うんだけど、時折似ている気がする。


「図書戦」シリーズも好きでしたが、あの漫画チックなスタイルよりは少し大人向きの「阪急電車」「ラブコメ今昔」の方が好みなのですが、今回の作品はその中間って感じだったかな~

でもとても好きです。


SFな展開はちょっと苦手なのですが、次第に慣れました。


基本的に、光稀&高巳と瞬&佳江のパートに分かれていて終盤にそれが交わる形です。

自衛隊という男社会の中で女性パイロットとして少し頑なな光稀ととてもフラットな姿勢の高巳とのやりとりは微笑ましい~この二人のパートが「図書戦シリーズ」にちょっと似てる感じかな~

高校生にしては素直で真っ直ぐすぎる瞬だったのに、父親の死以来変わってしまう。

たった一人の家族を、それもとても中のいい尊敬する父を失うことが、どんなに哀しくて喪失感いっぱいかって想像すると、誰かに八つ当たりしたり泣き喚いたりするのは当然。でも瞬は・・

その不自然さを側で見ていながら止められない佳江の気持ちもよくわかる。

この二人のパートは痛々しかったな~


フェイクに間違った指示を出してしまった自分を責める気持ちは解るけど、どんどん突き進んでしまう瞬にはちょっとイライラさせられたんだけど・・でもまだ高校生なんだから仕方ないんだろうな。


とにかく宮じいの存在が涙が出るくらい素敵♪

宮じいの優しさと強さには何度も何度も感動させられました。


最後のおまけのような章でまたまた涙です。宮じい~~