いまや当たり前になっている
「スポーツ飲料」=「青」のイメージ。
ポカリスエットを販売する大塚製薬が切り込んだ
かなり斬新なデザイン戦略だった
というのはご存知でしょうか。
大学時代に通っていた、宣伝会議さん主催「コピーライター養成講座」できいた話です。
息子が飲んでいて、思い出したので書きます。
ブルーは食欲をなくす色
と聞いたことがある人は多いのでは?
ポカリ発売当時もそうで、
食品のパッケージに青を使うこと自体が
タブー とされていたそうです。
「スポーツのときに飲むドリンク」が
まだ一般的ではなかった発売当時。
スポーツに必要なものは
「水と電解質の補給と 吸収スピード」
という商品コンセプトのもと、開発されたポカリスエット。
その商品コンセプトを表現し
デザインされたのが
食品業界の常識を覆す
ブルーと白い波形のパッケージ。
「デザインは本質を伝えるもの」
「製品のコンセプトを伝えるもの」
という強い信念を持って このデザインを採用したそうです。
ネーミングもびっくりですよね
飲料に「汗=スエット」というワードを使うなんて、
きっとかなり賛否が分かれたのではないでしょうか。
いや、きっと「否」が多かったに違いない…
もちろんデザインだけでなく
商品・営業努力・販売戦略があっての成功なのは間違いありませんが
「本質」をデザインする ということ。
ピチピチの大学時代
広告のデザインって
「かっこいい」とか「お洒落」じゃなくて
「戦略」なんだなあと
感動して話を聞いていたのを思い出しました。
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