敬称略かつ贔屓の早稲田視点で。
大会を通じた攻撃力の差で青山学院有利、早稲田は接戦に持ち込めば勝機が...という願望通りの展開になってはみたものの、終わってみればやっぱり攻撃力の差が。チャンスに打てた青山学院と打てなかった早稲田が勝敗を分けた。
それにしても、早稲田は打てなかった。リーグ戦とは別のチームになってしまったよう。特に尾瀬が打てないと得点力が数段下がってしまう。打撃は水物とはよく言ったものである。
あれだけ湿りまくった打線にも関わらず、決勝にコマを進める原動力になったのは投手陣。伊藤はエースの役割を果たしたし、宮城と鹿田も良く投げた。香西を含めて第二戦の先発争いが秋には激化してほしいもの。
というわけで、最後の最後で悔しい思いをした2024春季シーズンであった。