Yahoo!ニュースで取り上げられていた、SEIKOのテレビCM「1秒の言葉」
http://jp.youtube.com/watch?v=xsnhOJM-BxU
23年前に、テレビで1度だけ放送され、その後反響を呼び、今では小学校の教科書に
載るまでになったという、美しいコピー。
・・・久しぶりに、素敵な広告クリエイティブに触れた気がした。
限られた尺の中に、その時々の世の情勢を映しだしながら、メッセージを凝縮させる。
素敵な広告コピーって、心の中に一粒のダイヤモンドを投げ込まれたみたいに
それに触れた後、心の中に波紋が静かにゆっくりと広がっていき、いつまでも
輝き続ける。
この感動が、いまだに、私の仕事への情熱の原点だったりする。
すばらしいクリエイティブのCMは、投下量の問題なんか、一瞬にして
消し去ってしまう。
ただ、それでモノが本当に売れるかどうか?は、また別問題。
モノを売るための広告のメカニズムと、人々の心を感動させるメカニズムは
ちょっと違うんだよね。
それでも、この広告クリエイティブの刹那な美しさに、私は今だに惹かれてやまない。