思っていることを伝えようと頑張った、できるだけ相手の気持ちに寄り添いながら伝えてみた

だけれど相手が聞く耳を持たないときもある。

 

そんなとき、もしかしたら、自分の伝え方が悪いのかなって何か無力感に襲われるかもしれない。

でも、本当にあなたのせいなのかな。こんなに伝えようとしたのに?相手のことを考えたのに?

 

私はそうではないと思う。

だけど、1つ覚えておいてほしい、

相手にも価値観があって『話を聞かない』という選択権があるということを。

だから、相手は違う考えであり、それでいいと思っていて、『話を聞かない』という選択をした。

それはあなたのせいではなくて、相手の価値観の問題だということ。

 

相手が聞く耳を持たないとき、二つパターンがあるのかなと思う。

 

①タイミングの問題

相手が忙しかったり別のことで頭を悩ませている時期でタイミングが悪かったかもしれない。

たまたま別のことで機嫌が悪い日もあると思う。

相手の目線を例えるなら、『大量に夏休みの宿題が出題されたのに、追加が出されたわ、サイアク』という感じ。

それなら、違うタイミングで伝えたら伝わる。

 

②相手の心のレベルの問題

タイミング変えても耳をふさぐ場合、相手の心のレベルの問題もある。

心が育っている人は、価値観が違っても『私はこういう人です』と、互いに自己開示し、

違う価値観でもすり合わせることができる。

でもそれすらできないのだとしたら、相手はあなたに甘えているかもしれない。

人の話を聞く余裕がなく、自分の欠点や非の部分と向き合えない人。

 

例えるなら『テストで間違えた問題のやり直しを求められ、面倒だからやらずにゲームをしている。』という感じ。

 

もちろん、相手が子供だったら、長い目でみながら休みながらでいいから、じっくり伝えてみた方がいいけれど。

でも大人だったら、相手の問題だと思ってもいい。

 

心をすり減らしてしまっているんだったら、可能なら、あなたもその宿題から距離を置いていい。

それは、あなたの宿題ではなくて、相手の宿題だから。やってあげる必要ない。

今は相手には問題となっていないこと。

『いずれ困ることになると思うけど、もう知らないわよ』と、潔く身を引く。

痛い目見たときに初めて気づくこともある。なので距離をおき、自分の人生に集中する。

あなたにだって、『相手のために時間を使わない』という選択肢があることを忘れないでほしい。

もちろん、相手と自分は違うから、伝わったからとはいえ、変わるかどうかはわからないけれど。