新倉瞳オフィシャルブログ「瞳の小部屋」Powered by Ameba


クラスコンサートが終わりました!!


今回は2週間に1回あるクラスコンサートとは違い、学校のホールGrosser Saalでの演奏会でした。

これはOfficialなもので、一般の、街の人々も聴きにこられる

生徒たちの合同リサイタルのようなものでした。

あまり知らなかったのですがヨーロッパではThomas Demengクラスは

結構有名なクラスだそうで

このクラスコンサートはある意味名物みたいです。


さすが現代曲に強いDemenga先生だけあって、

ストラヴィンスキー、マルティヌー、ブリテン、ペンデレツキ

といったメジャーではない曲を勉強している生徒が多く

日本のいわゆる発表会では考えられないプログラムでした!

自分が演奏していないときは皆の演奏を聴いていましたが

とても面白かったし、みんな素晴らしかったです。

そんな中、私はDemenga先生のBachに憧れているので

無謀にもBachの第6番を選曲して演奏しました。


ホールの響きはとても良く、(このホールで弾ける日を本当に楽しみにしていました)

音の伸びは楽しめました。

しかし、全体的に自分としてはあまり良い演奏ではありませんでした。

自分の中で何かが変わり始めているのは確かなのに、

この日のために本当に準備していたのに、

自分が想像していたよりもはるかに良くない演奏で悲しかったです。


弾き終わってからしばらくトイレに隠れて落ち込んでいたのですが

その後なんとか立ち直って外にでたら

どうやらエカチャイも同じく不満足の出来のようでした。

もちろんエカチャイの演奏を私も聴きましたが、とても誠実に感じて素敵でした。

でも、「前みたいに簡単に弾けなくなった。」

と彼は言い、「でも考える時間が増えたからだと思う、これで良いんだよね」

とにこっと笑いました。

確かに、エカチャイの音楽は以前のようにテクニックをperformする要素は1つもありませんでした。

あぁ、仲間がいる。

みんなこうして努力しているんだ。

と胸が熱くなり、再びトイレに隠れて想いを噛み締めた新倉選手でした。


そんなエカチャイ選手と新倉選手をパパラッチ風に撮ってくれていたのは

同じく同門のDeborah(デボラ)選手です。

デボラはカメラが趣味で、色々な場面で素敵な写真をいっぱい撮ってくれます。

今度習おうっと!


よろしくお願いしますぽち→ブログランキング