“王になった男” 왕이 된 남자
2019 tvN 全16話

ヨジング × イセヨン × キムサンギョン × チャンヨンナム × チャングァン × クォンヘヒョ

王の影武者となった男の数奇な人生と宮中に渦巻く陰謀を描く本格時代劇



2012年の大ヒット映画 “光海-王になった男” のリメイクドラマこの映画のイビョンホンが凄かったのは覚えているものの、細かい内容はほぼ覚えていませんあせる

映画では実在した光海君をモデルにしていますが、ドラマの王は架空の人物です



反乱と王位をめぐる権力争いによって混乱がピークに達した朝鮮中期、王イ・ホンが自身の命を狙う者から逃れるために、自分とそっくりな道化師を自分の替え玉に仕立てます

王イ・ホンと芸人ハソンの一人二役に挑んだヨジング
まだまだ若いヨジングですが、子役から活躍しているし、その演技力は流石ですね
二つの人格をしっかり分けて演じています
本当に二人いるかのようです


王様の替え玉としてハソンを連れてきた都承旨(キムサンギョン)
ハソンにとっては王宮での生活は戸惑うことばかりで、都承旨に怒られる事もしばしば。

王様付きのソ内官(チャングァン)
内官は映画もドラマもチャングァンさんが演じています

王妃役にイセヨン
イセヨンも子役からのベテランさん
最初の方は笑顔がなくて地味〜な感じ
“花遊記”(2018)の方が華があったかな?


最初は都承旨に言われるがままのハソンでしたが、やがて自分の考えで行動するようになっていきます

ハソンの正体を知るのは都承旨とソ内官だけでしたが、やがて護衛のチャンムヨン(ユンジョンソク)や王妃も真実を知ることになります
最初は酷く怒りハソンから離れようとするものの、既にハソンの人柄に惹かれてしまっている二人ですから、葛藤の末にハソンと共に歩むことになります


ハソンがソ内官を笑わせる為に書いた似顔絵や
都承旨がハソンを王と認めて礼を尽くし、またハソンも都承旨に礼を尽くすこのシーンはとても素敵でした
都承旨はハソンを利用して自分が国を治めたいのかと思いきや、都承旨もハソンと同じように国を思う忠臣でした。

政敵である大妃(チャンヨンナム)
大妃が王様を憎むのにはそれなりの理由があるのです

大妃と手を組んだ奸臣シンチス(クォンヘヒョ)
初の悪役らしいのですが、かなり悪い顔付きです。




イホンの父王に特別出演でチャンヒョク

朝鮮で計算が最も速い天才であり、現在の会計士に当たる仕事をする“算学訓導”のチュ・ホゴルにイギュハン

王族キソン君にユンパク


などなど、他にも紹介したい素敵な俳優さん達が多く出演されています。


ハソンが偽物と知らない王妃が、徐々にハソンに心を開いていく様子も良かったですが、

ハソンと都承旨、ハソンとソ内官、ハソンとチャンムヨン。それぞれのケミがとても良かったです。

ハソンが民と愛する人々を守る為に本物の王のように凛と振る舞う姿に、何度もハッとさせられます。
政敵と対峙するハソンはそれはもう見事で、つい拍手をしてしまう程です。
お勧めのドラマです!


KNTVで6月29日から放送が始まりますが、それまで待てないという方はVIKIで見れますよ〜ラブラブ