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2004-12-28 12:28:50

クリスマスイブはどう過ごしたか?

テーマ:日常
え~、今日は能書きはなしで、いきなり全部お見せします。<(_ _)>






カミさんを職場へ送る。
その後、コンビニでヤングジャンプを立ち読み。ゲーセンが10時に開くので、それまで粘り読み。


ゲーセンが開いたので、即効ガンダムする。
調子はなかなかよかった(*^。^*)







カミさんを迎えに行く。
昼食はケンタで。
空いている席は少なかったが、一応確認し、注文をとる。
すると店員・・・。


「お客様、店内でお召し上がりですか?」
「はい。」
「お席がないようなのですが・・・。」
「・・・はぁ?」


ふと、空いていた席を見ると、


後から来た6、7名の家族連れが




陣取っている(ー_ー)!!






しかも、別の店員が丁寧にその人たちのために
席を整えている。

私は店員に


「あの~、先に来た時は席あったんですけど、なんで後から来た
 人のために席作って、先に来た私たちは席がない、って言われるん
 ですかねぇ?なんか漫画みたいですけど。」


すると店員


「あの~、お席が埋まってしまいまして・・・。」


・・・。


あんたさぁ。


見りゃわかるちゅうねん。


「じゃ、よそで食うか?」


カミさんに振っている途中にさっきの
陣取り家族
は店から消えていた。



夕方



イルミネーションを見に少し離れた公園に行く途中、
十字路の信号待ちで、タイヤを鳴かせながら


ドリフトかましているタクシー
に遭遇。


カミさん、興奮する。


公園についたが、早くついてしまい出店などを見て回る。
しかし、雨は降るわ、まだ明るく、イルミ点灯まで時間が余るわで、
すぐ帰る。






ケーキ屋でケーキセットを注文。好きなケーキを
2つとドリンクを2つ頼んで店内で食べる。
夫婦でコーヒーを飲みながら至福。
お会計を済ませるためにレジへ。

「○○○円になります。」

普通に支払いを済ませたが、レシートを見ると
ケーキセットではなく、単品注文になっており割高になっている。
もう一度レジに並び、質問。


「あの~、ケーキセットを頼んだんですが、レシートでは
 単品になってますよ。」

「あ~、今日はケーキセットのケーキが売り切れておりまして、
 セットではないんです。単品です。」


・・・。


ゴラァ!




だったらケーキセットの注文受けるんじゃねぇよ!
メニューにも


「ケーキ1つとドリンクのセット」


としか書いてないやんけ!しかも、ケーキは指定とか
何も書いてないし!っていうか、注文受けたときに言えよ!!
もう腹の中だよ!ゴラァ!


「なんでメニューにそういうことも書いてないのに、
 食べた後で言うんですかね?しかもケーキセットって
 注文しましたよ。どういうことですか?」


すると、後ろにいるマネージャーらしき人と困った顔をしながら
相談している。
するとマネージャーらしき人が


「すいません、会計しなおしますので・・・。」


ようやく、ケーキセットの値段で打ち直した。
雰囲気もよかった店だが、もう二度と行くまい。
カミさんはまた行きたいとか、ほざいていたが。



夜中



知り合いからもらったラブホの割引券を思い出し、
カミさんに提案。すると、


「湯船に
つかりたい~(はぁと)」

(ウチはないんですよ。)


の鶴の一声で決定。


イブだから空いてないだろう・・・。と思いきや、二部屋空いていた。
お目当ては風呂なので、ジェットバスを探すが満室。
普通の部屋に入る。



入室と同時に風呂場へダッシュ。お湯を湯船に貯める。
その間、その辺にある漫画を見たり、
マッサージチェアでくつろぐ。歳を感じる瞬間。(^_^;)
でも、なぜかラブホにこのようなものが・・・?



































・・・。



技を研究しろってか?(-_-メ)





有線を聞きながらいい気持ちに浸っていると、風呂が沸いた様子。
風呂に入り、ゆっくりと脱力。今年の疲れも一緒に抜きます。


風呂上りは家から持ってきたお茶漬けセットを喰らう。
その後は


ソファーでコーラを飲みながらくつろぎ、

ベットの上では有線を聞きながらくつろぎ、

少し横になってくつろぎ



くつろぎ三連発。家と同じような行動をとっていても、
やはり家では家の仕事があるのでくつろげない。


お互い、心ゆくまでくつろいだ後は・・・。



時間になりましたので、ホテルを出る。(おぃ。)
たぶん、ホテルに入ってもヤルことしないのはうちらだけかも。
しかもイブに。


家に帰ると、お風呂のせいか二人ともぐったり。
そのまま朝まで深い眠りに落ちました。


今年一年、一日でこんなにお金を使ったのは
最初で最後です。たぶん・・・。(1万5千円くらい。)


まぁ、こんなにくつろいだのも最初で最後かも。


今年、サンタさんからのプレゼントは


怒り&くつろぎ


来年のプレゼントは「怒り」お断りです。サンタさん。(-_-メ)

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2004-12-27 11:54:00

年末大掃除2(スクーターのオイル交換)

テーマ:日常
もう、大掃除の時期MAXですね。

毎度!えむです。
先週日曜日の掃除ついでにやった年末大掃除第二弾。
第一弾はこちら

カミさんのバイクのオイル交換だっ!


で、今日の獲物はこちら。


ターゲット、ロックオン!









もうもうと生えているは気にしないで下さい。<(_ _)>
草刈前にとった画像です。)


中古で買ったホンダ「today」です。
燃費もガソリン1Lで40km走る、我が家のお財布の救世主。
日ごろ妻がお世話になっております。<(_ _)>


この夏に購入して、まだオイル交換してなかったので、
今回が初トライです。距離にして3400km、3ヶ月後経っています。


ちょっと前のスクーターはオイルを補充するタイプが
主流でしたが、最近は環境を考えて普通乗用車と同様に
「オイル交換」タイプに切り替わりつつあります。


能書きが長くなってしまいましたが、
早速作業しましょう。




必要なものは

・工具
 17mmのソケット。
 ラチェットハンドル

・オイル交換用品
 オイルトレー
 ジョッキ
 4サイクルオイル1000ml(10W-30)

・手袋
 オイルで手が汚れないようにゴム手袋で。






では、オペ、始めます。


まず、エンジン下部のネジを外します。



では、使用済みオイルの色を見てみましょう。
ボルトを抜くと「ドバッ!」と出てくるので驚かないように。


では。


ドバッ!



















ギャァァァァァァァァァッ!





くっ、黒い。


黒い。






すぎるよ。(泣)



ごめんよ、today。


我が家で一番働き者なのに・・・。


妻の転倒に文句も言わず、走り・・・。


私がアクセルぶん回しても必死にこらえ、


それなのに、財布を守るエライやつ。



それが











この
ザマかぁっ~!





・・・。



こりゃ、一回の交換じゃ無理だな・・・。




ということで、1L用意したエンジンオイルのうち、
あまる予定の300mlをとりあえず、エンジンに入れる。



エンジンをかけて一分放置。



これでもう一回、したから抜く、と・・・。












色、変わりませんがな。(泣)



しょうがないので新品のオイルを入れる。






700ml入れるのですが、ジョッキがない場合でも
フタについている目盛りスティックで計る。
大体ぐらいまで入れる。



では、エンジンをかけようっ!



ストトトト・・・。


普通にかかりましたよ。


で、ちょっとテストラン。



エンジンがスムーズ!

振動が少ない!






やってて良かった。








老いる高官。


(オイル交換で変換かけると、なぜかこれが出るんですよ。)

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2004-12-24 16:49:13

しまった!今日はイブ・・・。

テーマ:日常
さっきのエントリー、よく考えたら


今日、クリスマスイブなんだよね・・・。


・・・。






ふさわしくねぇ~!!


あらためてblogセンス無しが露呈・・・。


 _| ̄|○ ガックシ ←センス無し
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2004-12-24 16:29:25

終業式

テーマ:日常
最近忙しく、トーン&更新ダウン気味のえむです。
えぇ、まだ生きてます。(^_^;)


今日は私の職場である小中学校が終業式でした。


子どもの成長は恐ろしいですね。
つい最近まで背の小さい子が大きくなり、顔立ちがはっきりして
しゃべる言葉もより、過激に。




-男子生徒A(以下A)と私の会話-



A:「先生、女を感じたい時
   どうすればいいの?」





私:「ん~、オナニーしろ。」




A:「なんで~、女を感じたい時なのに~。」


私:「子ども作って責任取れないうちは
   ソレで我慢しろ。」

A:「・・・。」


まぁ、中学生とこんな会話が普通にあるわけですよ。
私は一般職員じゃないから、生徒にとっては裏話も
話しやすいみたいです。




・・・。


こんな


直球性教育


普通の保健の先生じゃやらんだろうなぁ~。
でも、自分が親になっても同じこと言ってるはず・・・。

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2004-12-21 20:59:47

年越し稽古。

テーマ:日常
今年も早いもので、あと10日ですね。
えむです。


今日は「道場締め」を行いました。


昔、空手をかじっていたのがキッカケで、
勤務先の中学校の空手同好会の空手指導をやっているのですが、
今日は今年最後の練習だったので、いつものように練習で
汗を流した後、武道場の掃除を行いました。


空手のいいところは「力・技」も確かに魅力の一つですが、
それよりもその「心」が好きです。


有名な言葉では


「空手は礼に始まり、礼に終わる」


つまり、常に相手に敬意を払い、尊重しあう。
その人格を磨くことが護身へ役立つ。
やはり無礼な人より、礼儀をわきまえた人のほうが争いが
少ない、ということのようです。


演舞する時、組み手の試合を行う時、すべて「礼」を行い、
終了後はまた「礼」をする。


一見、意味のない動作ですが、そのことに無心で打ち込む。


見えない相手に突き、蹴りを行い、「型」を演舞する。


時に相手と対峙し、自分のありのままの力を知る。


空手の稽古後は心身共に、程よい疲れと邪念が消え去ります。


今、指導している生徒たちにも、この空手のよさ、
自分自身と向き合う大切さを味わってほしいですね。


しかし、現役の頃よりも体力は落ちてますね。ダメダメです。
おじさん、アシがふらついてますもん。
でも、近頃の中学生は体力がないですね。
自分も貧弱なほうですが、中学生相手の初心者空手では
まだ体力的に余裕があります。
強い中学生とやったら負けるかも。(^_^;)



では、今日はこの辺で。
押忍!

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2004-12-19 16:24:52

年末大掃除1(ジャングルになってます。)

テーマ:日常
こんにちわ。最近忙しいえむです。
師匠じゃないけど師走です。


今日は、もうもうと生い茂った刈ります。


凶器は鎌一本です。



ターゲット、ロックオン!


















・・・。


茂りすぎだよぉ・・・。(-.-)



気を取り直して戦闘開始。


それはまるで身体一つでロシアの軍を壊滅した
ランボーのように鎌を振り回す。






うりゃぁぁぁ!


はいぃっ~!


とりゃとりゃ
とりゃ~!


斬っ!








ふぅ~。
なんとか、陣地を確保したぞ~!

ん・・・?


なんだこれ・・・?






こぶし大の生物・・・。これは
アフリカマイマイだ。





・・・。


一応、ここは日本のはずだが・・・?



こんなのまで生息してるのか、ウチの庭わっっ!!








男一匹、感動に浸る暇なく、お掃除、お掃除・・・。


はき、はき、はき。


ガサッ・・・。ズサー。(←草を捨てる音。)


ふぅ~。









やっと終わったよ。
かれこれ30分くらいだろうか。
今日は本当に苦戦した。
それはわが唯一の武器である「鎌」が
こんな風になっていたからだ。






あぁ・・・。


鎌が
左曲がりの
ダンディーに!!








これって・・・。


来年は
チェーンソーですか?


ジェイソン君、年末はバイトに来ないかね?




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2004-12-17 19:14:19

So what?

テーマ:えむという人、その考え方。
その先の答え。


仕事でヘマしちまったよ・・・。

So what?


なんなに好きだったのに、だめだった・・・。

So what?


事故って骨折っちまったよ、もうだめだよ・・・。


So what?


事業に失敗して2億円の借金、首、くくろうかな・・・。

So what?


あいつ、浮気してやがった!!絶対殺してやる!!

So what?



So what?

So what?

So what?



「だから、何?」


問い詰めれば見つかるかも。

今、見つからなくても、時間が解決することもあるさ。


「So what?」






皆さん。blog昨日書けなかったよ・・・。


So・・・















Sorry!





いいんだよ。ヒトコワは不定期新聞なんだから。

・・・。








So what!!

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2004-12-15 22:49:47

えむの本質論 「教育、躾編。」

テーマ:えむという人、その考え方。
すべては教育に始まり、
教育に終わる。



全国9000万人の人嫌いファンの皆様、こんにちわ。
昨日夜遅く、知り合いのアカペラグループの練習を見て
また、音楽の世界に行っちゃおうかしら・・・なんて
大それたことを一瞬考えたが、今日の朝起きれず、
寄る年波には勝てないねぇ
のえむです。

みなさ~ん、今日も・・・ハモっていいとも!


さて、今日のお題は「自分の子供への教育」です。


あの、大変長々しいエントリー、「殺るか、殺られるか」シリーズを
ご覧くださったみなさん、お付き合い、まことにありがとうございました。
そして暖かいコメント、また親の対応に対するコメントを数多くいただき
ました。この場を借りて感謝申し上げます。<(_ _)>


そこで、今日は私が思う教育、躾(しつけ)の考え方、
これについてエントリーしたいと思います。


私の教育スタンスは



因果応報
です。


具体的な教育の仕方として、まず第一に


「人が嫌がることはやらない。」


というのが挙げられます。
少なくとも人が「嫌だ」というサインを発したときには見逃さず、
自分に置き換えてごらん?という道徳教育を徹底します。


第二は


いい行動をすれば誉め、称える。
悪いことをすれば叱り、戒める。
これらを忠実に実行する。



非常にシンプルですが、これが教育の源だと考えます。
しかし、「いい、悪い」というのは非常にアバウトです。
誰が基準かにもよりますし。
しかし、私としては「社会と私の共通の価値観」上で
いい、悪いを判別し、誉め、叱る、というスタンスを
とっていきたいと思っています。
そこで親自身が「自信」や「確固たる価値観」がないと
強く誉め、叱ることはできないと思います。


子供からすれば、常に親には自信をもっていると
思っているはずですので、期待を裏切らないためにも
自分の意思、スタンスは、はっきりさせたほうがよいと考えます。


第三に


親の思っていることを全部伝える努力すると
同時に、子供がとる行動の本質を探り、
真意を確かめる。


ということです。
私は自分の考え方、今の感情、子供に対する愛情や想いなどを
「黙って伝える」という高等技術ができないために、
すべて発言と行動で想いを伝えるというやり方しかできないんですね。
また、子供がいいことをする、悪いことをする根本には必ず「柱」になる
価値観や、環境などの「背景」があるはずだ、と私は考えます。
ですから、どんなに口先で注意しても言うことを聞かない子供は
その「柱」を崩したり、補強することが必要ではないか、
と思うのです。大体、そういうことは子供本人には見えないことが
多い。これは大人にも言えることですが・・・。


世の中、社会、人生、すべてにおいて「正しい答え」というのは
ないと思います。しかし、自然の法則というのは変わらず、
いいことも、悪いことも、いつか自分に帰ってくるように
できているのではないか、と思います。


ただ、それに時間差があるのが問題です。
因果応報は結果的にかなりの時間差を要する場合があります。
これでは人間の成長の糧である「気づき」を奪います。


私が考える「親の仕事」とはいかに早く「気づかせるか」
だと思います。


親の思いを伝え、気づかせる。
社会が子供をどう思っているか、気づかせる。
その行動が結果的にどうなるのか、気づかせる。
つまり躾とは


気づかせること
だと思います。



つまり、
私が出した躾の最大の方法それが


因果応報
です。


ちなみに、もし私が「殺るか、殺られるか」シリーズの
あの子供たち(中学生)のならば、





子供、私共々、
地面に額をこすりつけ、土下座。


賠償金は常識の範囲であれば
即、借金してでも支払い


支払った代金分はもちろん
息子に請求。


次の日から毎日、雨だろうが、台風だろうが
新聞配達させて


本人のゲーム機や自転車、CDなどは
片っ端から売っぱらって
即、現金化させる。





生活面では・・・


親への借金を完済するまでの間、本人の頭を
丸坊主にし、


掃除、炊事、そして親父のパンツの洗濯まで、家事はすべて
息子にさせる。


もちろん、それを理由に成績が下がる、ということは
一切許さない。



そんな「罰」を与えますね。
まぁ、でもこれは甘いほうですよ。
だって、まだ・・・。










少年院
入れてませんから。



えぇ・・・。








危険な例の
ヨットスクールに
入れてません
から。










でもね、
気づかせるには十分でしょ?


これが教育では、ないんかい?

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2004-12-14 19:04:54

殺るか、殺られるか  (明日へ)

テーマ:殺るか、殺られるか。
殺るか、殺られるか (疑心暗鬼)の続きです。


校長室の中に入ると、校長、担任二人、そして加害者の母親が一人いた。


「この度は・・・どうもすみません。」


加害者の母親が腰をあげ、挨拶する。
私も軽く会釈した。


校長が話を進めた。


「え~、もう一人のお母さんのほうが、朝見えていたんですが、
 ちょっと、病院へ行くということで、これないようです。
 こちらのお母さんは担任の呼びかけに応えて下さり、
 こちらに来ていただきました。お母さん、どうもありがとうございます。」


校長、他職員が少し頭を下げると
加害者の母親は何かバツの悪そうな顔をして


「はぁ・・・。まぁ・・・。」


と応えている。
何か安っぽいB級ドラマのようだ。


「あの・・・。
 これ・・・。
 この度はすいませんでした。」


差し出されたのは、銀行の柄の封筒だった。
中には紙幣が透けて見える。
一人の担任教師が続けて


「これ、○○さんからのものです。」


今度は茶色の封筒。
中央に自信なさげな小さな文字で


「ボンネット代・・・○○(氏名)」


と書かれている。


「一応、何かあるとまずいので、検めましょうね。」


私は銀行の柄の封筒を開けた。


「余ってたら私に頂戴よ。」


学年主任が冗談を仄めかす。


「じゃあ、足りなかったら下さいね。」


私も返す。


私は紙幣を広げ、数えた。
中には、最近増刷された新紙幣も混ざっている。


いち・・・

にい・・・

さん・・・

しい・・・

ごぉ・・・

ろく・・・

なな・・・


・・・。


一万円札が七枚と、千円札が五枚。
合計七万五千円入っていた。


同様に、茶色い封筒も中を検め、
同額が入っていた。


「領収書はどうしますか?」


学年主任が口を開く。


以前の最後の話し合いの時に
ある母親が「○○自動車の領収書を下さい」と
請求したことがある。
これを受けての配慮だろう。
今日、来ている母親は別の母親なので、
気にしている様子はない。


私は、今後の問題再発防止のため、
お金を受け取る前にこう、説明した。


「領収書の件ですが、残念ながらまだ学校にいるお子さんが
 落ち着いているようではないので、
 私としてはボンネットはこの学校の勤務が終わるまで
 しない方向で考えています。
 また、やはり車を売る可能性もまだ否定できません。
 その際はボンネットを修理せず、売りに出すかもしれません。
 このへんのところをご理解いただければ・・・。」


私の言葉を待たずして、学年主任が


「今日来ているお母さんは領収書の件は別にかまわないですよね。
 もう片方のほうは、何か問題があったらまた、その都度出す、
 という方向で。」


加害者の母親もうなずいている。


みな、早く終わらせたい雰囲気が漂う。


一人の学級担任が


「えむさんの場合、自動車会社からの領収書ではなく、
 受領書になると思います。」


と発言した。
まぁ、どちらにしても金銭の動きは書面で証明する必要がある。
しかし、手持ちの領収書はない。


「事務室にないですか?」


私が促す。


学年主任が領収書を取ってきたが、内容が今回の金銭の受け渡しには
そぐわないので、また、書類を職員が探し始めた。


「あ、もし良かったら、パソコンで作りますよ。
 すぐできますから。」


そう、私が進言した。
じゃあそれで、ということになり、


「じゃ、ちょっと作ってきます。」


そう、言い残して私は別室のデスクトップPCに向かって
領収書作成を始めた。


5分ほどで校長室に向かうと、
誰もいなかった。


「???」


どこかに行く、とは聞いていなかったので
職員室を探す。
すると、学年主任が自分の仕事をしていた。


「あの、作ったんですけど・・・。」


領収書を学年主任に渡した。


「あの・・・、お母さんは帰ったんですか?」


学年主任は


「えぇ、帰ったわよ。
 お疲れさん。」


・・・。


なんか、いつの間にか終わったようだ・・・。



「・・・お、お疲れ様でした。」


私はあっけにとられながら、学年主任に会釈して、
学級担任を探すことにした。
すぐ見つかったので、声をかけた。
こちらも、自分の仕事をしている。


「お、お疲れさまでした。」


私がそういうと、学級担任は


「いえ~、えむさんこそお疲れさんでした。
 結構長くなってすいませんねぇ。」


こちらも、比較的あっさりしている。


なにか、釈然としないまま自分の持ち場に戻り、
いつものように帰宅の準備をする。


持ち場から、職員室へ戻り部屋の鍵を返す。


「お疲れ様でしたー。」


一声かけるが、広い職員室からは相変わらず返事がない。




自分の車が待つ駐車場へ歩く。
あの事件があってからは、この駐車場への道のりが
毎回、不安でたまらない。
そして、車をぐるっと一周して車体をチェックする。


・・・。


今日も異常はなかった。


車に乗り込み、エンジンをかける。
ギアを1速に入れ、アクセル。
車内に流れる音楽も耳に入らず、
自問自答していた。


「本当にもう終わったのか?」

「問題が再発する可能性は?」


しかし、私にはもう、考える力も
運転する気力すら、なかった。


気が抜けたのだろうか、足に力が入らない。
いつもの帰り道が何倍も遠く感じた。




誰もが苦しんだ。


たった一つのことで。


何かをキッカケに、


誰も幸せになることはなかった。


しかし、


それぞれの人生、前には進んだ。


私も


前に進めた。


そして、明日へ。


もう二度と後戻りがないように願うばかりである。




殺るか、殺られるか   
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2004-12-13 22:48:14

殺るか、殺られるか (疑心暗鬼)

テーマ:殺るか、殺られるか。
殺るか、殺られるか 10.5 の続きです。


平成16年12月13日、月曜日。


あの事件から、早いもので2ヶ月が経っていた。


あの頃よりも少し肌寒く、
クリスマスソングや年賀状のCMなど、
もう、人々の心は今年を振り返っている、
そんな季節。



平成16年12月13日、月曜日。


私がいつものように、あの職場へ行く。
傷ついた赤い車で。


月曜日の朝は基本的に職員朝会が組まれている。
しかし、あの事件のことは誰も触れなかった。


職員朝会の後は、学年朝会。
もちろん、例の加害者がいた学年も同様に。
私は厳密に言えば部外者の立場なので、
この朝会に参加する義務は一切ない。


しかし、私も人間。
朝から今日の日のことを考えていた。
知らず知らず、学年朝会で聞こえる声に
聞き耳を立てていた。


「え~、ボンネットの件は5時だそうです。」


あまり、よく聞こえなかったが、この部分は聞こえた。


すました顔でその場にあった新聞に目をやった。
世の中に明るい話題は似合わないらしい。



一通り、新聞に目を通した後、いつものように自分の持ち場に
つこうとすると、学年主任が話しかけてきた。


「えむさん、今日の5時、大丈夫?」


私は答える。


「えぇ、何か?」


学年主任が続ける。


「今日、ボンネットの件でお金の受け渡しするんだけど
 向こうの親が5時にくる話しているんだけど・・・。」


たしか、最後の話し合いでは学年主任が預かる、という
話だったはず。


「そうですか。まぁ、別に無理して来なくても大丈夫ですよ。
 最後の話では、来る予定ではなかったですからね。」


話を良く聞くと、加害者の担任が加害者に働きかけて
お金を直接渡したらどうですか?ということを打診したらしい。
もう片方の加害者側は、自ら直接お詫びを兼ねながら渡したい、
とのことらしい。


「ただ、もう一人のお父さんの方が倒れちゃって、
 来れるかわからないみたいだけど。いいよね、えむさん?」


倒れた・・・?
病気でもしたのだろうか?
あの、支払いを待ってくれと言った、紳士的な父親のほうだ。
まさか、金銭的に追い込まれて、副業でバイトでもして
過労で倒れたのだろうか・・・。


「あの後、生徒はまだ落ち着かなくて教室で何回か暴れてるのよ。
 それでお父さん、息子と一緒に授業に入ってるの。毎日。
 それで無理がたたって倒れたみたいなのよね。熱が下がらない
 ってことで。」


どうやら、私と彼らとの約束は果たせなかったらしい。
もう一人の生徒はあの事件以来、落ち着いたそうだが、
あとのもう一人のほうは・・・。


皮肉なものである。どんな家庭かはわからない。
ただ、紳士的な父親がいた家庭のほうの子供が
まだ暴れていたとは。それほど、根深い何かがあるのか。


「いいですよ。私は別に。ホント、大丈夫ですから。」


私は自分の持ち場に戻った。




仕事しながらも、考えが廻る。


「本当に今日で終わるのか。」

「問題が再発する可能性は?」

「今日で解決できなかったら・・・。」


一言でいうと「疑心暗鬼」だ。


「ふぅー・・・。」


少し、休もう。
職員室へ再び足を運び、コーヒーを飲む。
校長と目があった。


「えむさん、最近会話が少ないんじゃないの?」


冗談交じりで私は返す。


「ノー。メニーメニー、カンバセーション、オーケーですよ。」


イミノワカラナイ日本語英語だ。
校長の緊張した顔が少し緩む。


「えむさん、例の件はどうなっている・・・?」


校長も気がかりな様子だ。


「もう学年主任と話はついてます。
 今日の5時だそうです。」


話がついているのは学年主任とだけで、
問題が解決される保証はどこにもないが、
とりあえず答えておく。


「そうか、わかった・・・。」


校長は、少しだけこわばった顔に戻った。


持ち場に戻り、淡々と仕事をする。
近くにいる生徒が


「先生、さっき校長先生が来てたよ」


と教えてくれた。
例の件、でだろうか・・・。


ちなみに学校内では、教員免許がない一般人も


「先生」だ。


私ははじめ、この響きにずいぶん戸惑ったものだ。
私は先生になるために、この職場に出入りしている
訳じゃないのだ。
今では慣れたもので、「先生」呼ばれると
きちんと反応できる。


しかし、少なくとも私が本物の「先生」ならば、
もう少し薄汚い車に乗って出勤するはずだ。


気が付けば、時計は4時45分。


「ガッ、ガガッ・・・」


室内の内線スピーカーからはっきり聞こえる声がした。


「えむさん、職員室にお越しください。」


呼び声に従い、職員室へ足を急ぐ。


職員室に行くと・・・。
ありゃ、誰もいない。


「えむさん、えむさん」


後ろから声がするので振り向いたら、
校長室から


「こっちこっち。」


と学年主任が手で合図している。
聞き間違えたらしい。


中に入ると、校長、担任二人、そして加害者の母親が一人いた。


「この度は・・・どうもすみません。」


加害者の母親が腰をあげ、挨拶する。
私も軽く会釈した。



殺るか、殺られるか (明日へ) に続く。
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